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世界が見えるトピックス イベントレポート

国内最大級の国際協力イベント グローバルフェスタJAPAN2017 実施報告

グローバルフェスタ開催レポート/ブース編

グローバルフェスタ開催レポート/ブース編

取材・文責:学生レポーター 菅野 莉子

9月30日と10月1日の2日間に渡って開催されたグローバルフェスタJAPAN2017。
〝Find your Piece!~見つけよう、わたしたちにできること~〟という開催テーマの下、各団体のブースは、来場者の方が「私たちにできること」を見つける場、またそれを見つける手助けをする架け橋となっているようでした。
お台場の会場には、今年も多くの国際機関、大使館、NGO、NPO、企業、大学生の皆さんなどが、出展していました。ずらっと並んだブースは、1日かかってやっと廻れるというくらいの規模。
国際協力に関する活動の紹介、各国の民芸品販売、多国籍料理の販売、また会場内で音楽を奏でる人もいました。まるで海外のマーケットにいるようなワクワクを感じました。
国際協力に興味がある方でも、そうでない方でも、他国の文化を感じ、お祭りのように楽しめたのではないでしょうか。

なんプロのブース

まず飛び込んでくるのがSDGsの各ゴールをあしらった大きなフォトパネル。来場者は、自分ができる国際協力のアクションを選び、記念撮影。カラフルなパネルを前に、多くの方が参加してくれました。
ブース内には、なんプロサポーターの方々の視察の様子や、学生レポーターの活動報告などに関する展示がずらりと並びます。
今年の夏に行われた、元なでしこJAPAN監督、佐々木則夫さんと学生レポーターによるブラジル視察の様子も、トークステージと併せて報告しました。
なんプロサポーターの視察報告は、国際協力の現状をよりリアルに感じられるきっかけの一つ。来場者から、活動に関連した質問を受ける場面も多く、いろいろな方たちとお話しができ、とても嬉しかったです。
そして、二日目にステージ出演された、佐々木さん、元サッカー日本代表で、JICAオフィシャルサポーターの北澤豪さんも、ブースを訪問してくれました。

  • ブース編 photo
  • ブース編 photo

その他にも会場内では、JICAによるクイズクエスト、スタンプラリー企画、キャリア相談、ワークショップ、また、SDGs17のゴールを使ったミニゲームや、民族衣装の試着体験などのコンテンツも催されました。気軽に参加できるこれらの企画に、子どもから大人まで、来場者全員が楽しんでいる様子でした。

自分にできることを知る入り口として、展示とはまた違うアプローチがあるもの、グローバルフェスタならではだと感じました。

  • ブース編 photo
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会場には、生まれた場所、国籍、肌の色も異なるたくさんの人々が集まり、様々な言語が飛び交っていました。来場者、出展者に関わらず、ここに集った方々は、育ってきた環境や価値観を違えていたとしても、皆で意識を共有し、開催テーマである〝Find your Piece!~見つけよう、わたしたちにできること~〟について、何かしらの形で考えたのではないでしょうか。 グローバルフェスタは、日本にいながらにして、世界中の国を身近に感じることができるイベントでした。

グローバルフェスタ開催レポート/メインステージ編

グローバルフェスタ開催レポート/メインステージ編

取材・文責:学生レポーター 田崎 陸

北澤さんの方が先輩?
  • メインステージ編 photo
  • メインステージ編 photo

日曜日のメインステージには、なでしこJAPANの佐々木則夫元監督と元サッカー日本代表でJICAオフィシャルサポーターの北澤豪さんが登壇しました。
北澤さんは、これまでJICAオフィシャルサポーター/なんプロサポーターとして12カ国を訪問。一方、佐々木さんは、今年なんプロサポーターに就任し、夏にブラジルを訪れました。佐々木さんは、「自分の方が年上だけれども、なんプロサポーターとしては、北澤さんの方が先輩」と謙遜。意外にもブラジルを訪れるのは初めてだったそうです。
佐々木さんは、現地の日系人との交流や、青年海外協力隊の活動を視察したことを報告。現在では日系ブラジル人6世も誕生しているそうです。北澤さんは「国レベルで提携があっても、人と人との繋がりがないといけない。その役割を果たしているのが、青年海外協力隊」と話します。

現地の子どもたちとのサッカー交流でレッドカード!?

ブラジルでは、警察に対する市民の信頼度が低いのが現状です。それを解決するために、市民と警察官がサッカーでコミュニケーションをとっているそうです。佐々木さんも現地の子どもたちに交ざってサッカーをしましたが、ファールしてまさかのレッドカードをもらう場面も!!
これには、北澤さんも「国際問題ですよ!笑」とツッコミ。会場は笑いに包まれました。北澤さんは、2014年のワールドカップ前に、同じくなんプロサポーターとしてブラジルを訪問しています。「言葉はわからないけど、サッカーのプレーで性格がわかるんです。一緒にサッカーをして仲良くなれました」と、自身の訪問を振り返りました。

質問タイム
メインステージ編 photo

佐々木さんのブラジル訪問に同行したなんプロ学生レポーターが、事前になんプロのSNSで募集した質問をぶつけました。

Q1 「日本がサッカーでブラジルに勝つために必要なものは?」
北澤 「勝ったことだってあるんだ!!」
『マイアミの奇跡』と呼ばれる試合があり、勝ったこともあるのです。
佐々木「僕は2戦して2勝しましたよ!」女子サッカーはブラジルより強いんですね。
Q2 「スポーツを通した国際協力の方法は?」
佐々木「ボールさえあればサッカーはでき、世界中の誰とでも友達になれます」
北澤 「JICAのプログラムで、Jリーグのユニホームがブラジルに渡っているんです」

お二人とも、誰でも知っているサッカーを対話のきっかけにしたいと話していました。サッカーだけではなく、国の様々な違いを越えて、人と人を繋ぐことができるのが、スポーツ。スポーツから始まる国際協力の可能性を、お二人の話から強く感じました。

最後に、会場の皆さんにメッセージ!
佐々木「ブラジルを訪れて、日本の原点を見直すきっかけになりました。若い人も、海外に出てほしいです」
北澤 「皆さんもぜひ一歩踏み出してみてください。世界の見方が変わります」

グローバルフェスタ開催レポート/サブステージ編

グローバルフェスタ開催レポート/サブステージ編

取材・文責:学生レポーター 田崎 陸

日本にシンパシー持つホンジュラス

サブステージには、モデルで定住旅行家のERIKOさんが登場。定住旅行家とは、ERIKOさんがつくった言葉です。ホテルに泊まらず、現地の家などに宿泊して、発信する旅行家と定義しています。
ERIKOさんは今年2月、なんプロサポーターとして、中米の国ホンジュラスを10日間訪れました。ERIKOさんにとっては、2回目の訪問だったそうです。
私たちにとって、あまり聞きなじみのない国ですが、「ホンジュラスの人には、日本にシンパシーを持つ人が多い」とERIKOさんは話します。
1998年のハリケーンで、ホンジュラスは甚大な被害を受けました。日本は当時、自衛隊を派遣し、物資の支援や医療活動を行いました。JICAも、地すべり防止工事や防災に関わる人の育成をしてきました。そうした支援が、日本に好印象を与えているのかもしれません。

https://www.jica.go.jp/honduras/office/information/kenshu/131127.html

コーヒー栽培で収入アップ
メインステージ編 photo

コーヒーの産地を視察したERIKOさん。ホンジュラスでは、年間28万トンのコーヒーが生産されています。最高級の品質であるスペシャリティコーヒーも、多く作られています。
中米の中でも貧しいホンジュラスにとって、コーヒー栽培は重要な収入源です。ギャングに入っていた若者たちの中にも、コーヒーの栽培を始めた方がいるそうで、今では生計を立てられるようになったとか。アメリカに出稼ぎに行っていた人も、帰って来たほどだということです。
ERIKOさんと共演したNPO法人パルシックの中村さんは、「フェアトレードのコーヒーを買うだけで、現地の人が買い叩かれることなく収入が増える」とフェアトレード商品の購入を呼びかけます。JICA農村開発部の高砂さんも、「商品の向こう側を想像して」と訴えました。
イベント当日の10月1日は、コーヒーの日。最後に、会場の皆さんには、パルシックが支援している東ティモール産のフェアトレードコーヒーが配られました!