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開発途上国の“ジェンダー・人権”を考える

毎年、3月8日は「国際女性の日」です。開発途上国におけるジェンダーや人権については大きな課題があります。特に、ジェンダー不平等と女性を取り巻く環境、解決すべき課題は、女性のエンパワーメントとあわせ、国際社会の中で重要な課題であると認識されています。また、少数民族や子供等、性別を超えて人権を侵害されるケースも多数認められます。
なんとかしなきゃ!プロジェクトでは、国際女性の日を迎えるにあたり、国際協力における「ジェンダー」およびジェンダーに密接に関係する「人権」についての情報をお届けします。

  • 国際連合広報センター「女性の権利」
  • 国連ウィメン日本協会

ジェンダー・人権とは

ジェンダー(gender)は最近耳にする言葉ですが、みなさんは知っていますか?

ジェンダーとは、生物学的な性別ではなく、社会的、文化的につくられる性別です。社会・経済構造、法制度、教育、家庭内など、社会のあらゆる面で、性別に起因する差別や不平等、固定的な役割分担が存在します。このように社会的・文化的に規定された男性と女性の概念をジェンダーと言います。

特に貧困や教育、結婚、出産、病気など、開発途上国の女性を取り巻く課題の多くはジェンダーに起因する不平等が背景にあり、ジェンダー格差と女性のエンパワーメントの問題は開発途上国の大きな課題です。

そして、ジェンダー平等の考え方のベースに人権があります。人権とは、すべての国のすべての人が享受すべき基本的な市民的、文化的、経済的、政治的および社会的権利を指します。

1948年に国連で採択された「世界人権宣言」には、生存、自由、身体の安全に対する権利、思想、良心および宗教の自由、意見と表現の権利、健康と福祉に十分な生活水準を保持する権利、教育を受ける権利、社会の文化生活に参加する権利をはじめ、30条にわたって詳細に人権が規定されています。

しかし、開発途上国では、必ずしも人権がまもられていません。なかでも女性や子どもに対する人権をまもることが課題となっています。

  • UNDP駐日代表事務所「ジェンダーと開発」
  • JICA「ジェンダーと開発」
  • 国連人口基金東京事務所「ジェンダー平等」
  • 内閣府男女共同参画局「男女共同参画社会ってなんだろう?」
  • JANIC「性による差別をなくそう」
  • 国連広報センター「人権」
  • 国連人権高等弁務官事務所「世界人権宣言」

開発途上国のジェンダー格差

開発途上国ではジェンダー格差によって過酷な状況におかれている女性が男性よりも多くいます。女性という理由だけで、様々な面で虐げられています。特に、教育、貧困、病気、人権、出産、災害において、男性よりも女性は厳しい状況におかれています。

ジェンダー格差による女性の女性の主な開発課題 教育・貧困・病気・人権・出産・災害

また、ジェンダー格差は日本においても課題となっています。
UNDP(国連開発計画)では毎年、「人間開発報告書」において、各国における「ジェンダー不平等指数」(Gender Inequality Index:GII)及び「人間開発指数」(Human Development Index:HDI)を発表しています。2012年の「ジェンダー不平等指数」では、日本は148か国中21位でした。(国家の人間開発の達成が男女の不平等によってどの程度妨げられているかを明らかにするもので、順位が高いほど人間開発が阻害される要因が少ないとしている)日本もジェンダー平等社会実現のために取り組む課題は多いと考えられます。

  • なんとかしなきゃ!プロジェクト「ジェンダー平等」
  • なんとかしなきゃ!プロジェクト「女の子と貧困」
  • 外務省 パンフレット「ODAにおけるジェンダー主流化」
  • JICA パンフレット「JICAが取組むジェンダー平等と女性のエンパワーメント」
  • 内閣府男女共同参画局「日本のジェンダー平等指数と人間開発指数」
  • 内閣府男女共同参画局「日本のジェンダー・ギャップ指数」
  • UNDP パンフレット「人間開発ってなに」
  • UNDP 「人間開発報告書2013」