白石真澄
MASUMI SHIRAISHI(しらいし・ますみ)

白石真澄

1987年 関西大学大学院修士課程 工学研究科 建築計画学専攻修了 (株)西武百貨店、(株)ニッセイ基礎研究所 主任研究員を経て、2002年4月より東洋大学経済学部社会経済システム学科教授。専門テーマは「バリアフリー」、「少子・高齢化と地域システム」

メッセージ

アフリカの角と呼ばれるアフリカ東部、そこにエチオピア、ソマリア、ケニアといった国々があります。過去60年間で最悪といわれる干ばつに見舞われ、食糧危機によって、現在1,300万人もの人々に多くの影響が及んでいます。

なかでもソマリアは、過去20年にわたる内戦で経済が悪化し、2005年には暫定的な政府が出来ました。しかし内戦で国のほとんどに大きなダメージが及び、干ばつ状態が拡がっています。その結果、ソマリアでも150万人もの避難民が発生し、さらに毎日5,000人もの人々が国外に流出し、周辺諸国にも深刻な影響を及ぼしています。

これまで、日本をはじめ多くの国々が、国際機関やNGOを通じて食糧援助や人道的な支援を行ってきました。しかし、飢餓状態にある1,300万人もの人々に十分な食糧を行き渡らせるには、さらに10億ドル、日本円にして780億円もの資金が必要とされています。ソマリアの現状は、国際社会の関心や援助が無いと、自助努力では立ち直れないのです。

私はこれまでアフリカに足を踏み入れたことはありません。日本から1万キロも離れたアフリカで現実に起こっていること、食糧を求めてさまよう人々の苦しさ、祖国に戻れない辛さを共有することはできません。

しかし、こうした私にも出来ることがあります。アフリカが直面している問題を知り、それを周囲に伝えること、募金をすることです。20円でポリオのワクチンが、70円で栄養価の高いミルクが、一人の子どもに提供できるのです。是非みなさんも関心を持ってください。

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