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世界が見えるトピックス 開発途上国レポート

ERIKOさんのホンジュラス訪問 レポート

こんにちは、モデル・定住旅行家のERIKOです。
今回、中央アメリカに位置するラテンの国、ホンジュラスを訪れました。

実は私がホンジュラスを訪問するのは2度目で、初めての訪問は2013年の中南米25カ国を縦断した時でした。
たくさんの国のあるラテンアメリカ地域の中でも、特に印象深く、人の温かさや優しさに多く触れられた土地がホンジュラスで、私個人としても特に思い入れの強い場所でもあります。

ホンジュラスでは、日本へのコーヒー輸出量を増やし、質を上げるため、様々な取り組みがなされています。
この様子を視察させて頂きました!

まずは、首都テグシガルパにある、IHCAFEへ。こちらは、ホンジュラスコーヒーと海外の窓口を担っている機関です。棚にはズラリと全国のコーヒーが並んでいて、その種類と数の多さに驚きました。

コーヒーの木が育つには、雨季と乾季の気候、夏の避暑地のような20度前後の気温、肥沃で水はけが良い土質などの条件が揃うことが大切だそうです。ホンジュラス全土は、低い山の連なりでできており、まさにコーヒー栽培に適した地形をしています。

コーヒーの木が育つには、雨季と乾季の気候、夏の避暑地のような20度前後の気温、肥沃で水はけが良い土質などの条件が揃うことが大切だそうです。ホンジュラス全土は、低い山の連なりでできており、まさにコーヒー栽培に適した地形をしています。

日本では友達や家族とカフェでコーヒーを飲んだり、仕事をしたりすることが定着していますが、ホンジュラス人のコーヒーの飲み方は、家で近所の人や家族と一緒に、砂糖をたっぷり入れて、パンのお供として味わうというのが一般的です。

日本では友達や家族とカフェでコーヒーを飲んだり、仕事をしたりすることが定着していますが、ホンジュラス人のコーヒーの飲み方は、家で近所の人や家族と一緒に、砂糖をたっぷり入れて、パンのお供として味わうというのが一般的です。

ホンジュラスにカフェができ始めたのはここ数年のこと。徐々にブームになりつつあるそうですが、まだまだカフェでコーヒーを飲むという習慣は定着していないようです。しかし、都市部や田舎にも上質なコーヒーを飲める素敵なカフェはたくさんありました。

カッピングにチャレンジしました!

カッピングにチャレンジしました!コーヒーカッピングとは、香りや味を総合評価するというもの。ワインでいう、テイスティングにあたり、品質や味の特徴などを判断します。
カッピングするときは、コーヒーをスプーンで掬い、勢いよく音を立てて口に吸い込むのですが、そうすることによって、液体が霧状になり、香り成分を気化しやすくなり、風味をもっと立体的に捉えることができるそう。
香りも、入れ立てから計3回に渡って、匂いの変化をチェックします。
私には難しそう!と思っていましたが、意外にも苦味、甘み、酸味など簡単な味の違いはわかるようになりました。
ちなみに、日本人は酸味が強いコーヒーが好きなのだそうです。

こちらは、ラパス県チナクラ市にある、プエンテ農場です。カバジェロ夫婦が営む大規模農場では、いろんなプロセスで大型の機械なども利用されていました。

こちらは、ラパス県チナクラ市にある、プエンテ農場です。カバジェロ夫婦が営む大規模農場では、いろんなプロセスで大型の機械なども利用されていました。ここのマルカラコーヒーは、2016年に行われた、カップ・オブ・エクセレンス2016で1位になったコーヒーです。日本企業になんと1リブラ(約450g)120ドルで購入されたそうです。私も豆を乾かしたりするのを、少しお手伝いさせていただきましたが、本当に力と体力の要る仕事でした。
コーヒーの味から、一杯のコーヒーになるまでには、本当にたくさんのプロセスと人々が関わっているのだと感じました。

真っ赤に熟れたコーヒー豆は、実はとっても甘いんです。

真っ赤に熟れたコーヒー豆は、実はとっても甘いんです。そして、真っ白なコーヒーの花も香水のような良い香りがします。花も美味しく頂きました。

真っ赤に熟れたコーヒー豆は、実はとっても甘いんです。

日本ではまだまだ見かけないホンジュラスコーヒーですが、実は2000年には、16トンもの量が日本へ輸出されていました。しかし、質の安定性が問われ、近年激減しているのが現状です。

現在、日本のJICAが取り組んでいる活動は、小規模コーヒー生産者の輸出競争を強化すること。日本へ高品質のコーヒーを安定的に生産・保存・輸出する方法を学び、日本へのマーケット拡大を目指しています。毎年ホンジュラスから も日本へ研修生が訪れています。合計で20名ほどの研修生たちが、自分の国に戻り、日本で学んだことを伝えています。
大規模な生産体系と小規模農場の違いを見せてもらうため、ラパス県 カバーニャ市ラスロサス農場を訪問させてもらいました。ここでは、手作業でコーヒー豆を天日干しで乾かす作業が行われていました。
村の人たちがどのようにコーヒー生産と関わっているか、お話を伺いました。多くの村人はコーヒーの質を上げて、マーケットを拡大していくことに関心があり、日本へ研修に来た男性の経験が、村人たちにもしっかりと共有されていました。

また、興味深かったのは、月の満ち欠けに合わせて作物を植え、収穫しているとのこと。コーヒーの実は、満月になると甘みが増すようで、収穫のタイミングによって、あとのプロセスが変わってくるそうです。
現在収穫中の今年のコーヒーは、5月に開催されるコンテストに出される予定です。ホンジュラスのコーヒーの可能性、これからもとても楽しみです。
ホンジュラスコーヒーを街で見かけたら、ぜひ試してみてください。現地で奮闘する生産者さんの思いも一緒に感じてもらえたら嬉しいです。

「JICAホンジュラス事務所長とERIKOさんが対談しました!」
https://www.jica.go.jp/honduras/office/information/event/170327.html