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干ばつ、洪水、貧困の拡大…<br />地球温暖化がもたらす途上国への被害

干ばつ、洪水、貧困の拡大…
地球温暖化がもたらす途上国への被害

1990年から2100年までの間に、地球の平均気温は温暖化の影響で最大約4.0℃上昇すると予測されています。気温が4.0℃上がると、地球はどうなってしまうのでしょう。氷が解けて海の水位が上がり、生き物の生態系も自然環境も壊されます。もちろん、水位が上がれば水に沈んでしまう場所も…。いったいなぜ、温暖化は進んでいるのでしょうか?

 

環境破壊が引き起こす貧困の悪循環

地球温暖化のおもな原因は、豊かな国の人々が便利な生活を求めて排出してきた温室効果ガスが引き起こしています。もちろん、日本も例外ではありません。しかし、温暖化による影響で起こった干ばつや洪水などで被害を受けた人の多くは、CO2をあまり出していない途上国の人々です。豊かな国が出してきたものの影響で、貧しい人たちが苦しんでいるのです。

 

また、環境破壊はさらなる貧困の拡大や紛争につながります。

薪や湧き水など、途上国では多くの人々が地元の資源を日々の生活のために使っています。けれど人口が急激に増えているので、自然がもとに戻る前にすべて刈り取ってしまう。どんどん刈り取っていくことで、自分たちの生活がそこで成り立たなくなってしまう例も少なくありません。

 

自然環境が悪化することにより地域の生産性は下がり、人々はますます貧困に苦しむことになります。また、減少した自然資源をめぐって紛争が起きる場合もあります。紛争が起こると森林が焼き払われるなど、自然はますます破壊され、不毛の地が広がることになります。貧困のために自然環境を破壊し、それが紛争の火種になり、さらに貧困を深刻化していくという負の連鎖が起きているのです。

 

気候変動をはじめ、食料・エネルギー危機、自然災害、感染症の拡大、紛争など地球規模のさまざまな問題が、途上国を中心とした人々の生活で起こっているのですが、資金や技術があまりない途上国は、対処しきれないのが実情です。

 

そこで日本のボランティア団体では、災害に対して自国で対処しきれない途上国の支援のために寄付を募り、被災者に支援物資を送ったり、避難所を建設したりしています。不安な生活を送っている途上国の人々のために、寄付というボランティア、してみませんか?

 

 

支援事例:パキスタン大洪水被災者の住まいを建設

特定非営利活動法人 日本ハビタット協会

 

2010年7月下旬からパキスタンを襲った豪雨で大規模な洪水が起こり、2,000万人(総人口の12%)が被災しました。日本ハビタット協会は、被災者支援のため、2010年8月から1年間、募金活動をスタート。2011年9月には、集まった寄付金で、パキスタンのNGOであるSEED(Social Efforts for Education & Development)と協力して、洪水で家がなくなってしまった人びとのために、パキスタン北部山岳地帯のカイバル・パクトゥングワ州テーシル バロヴァ村に住宅をつくりました。

 

この住宅が、“地震で大被害を受けた日本からの贈り物”であることを知った入居者たちは、涙を流し、言葉にならないほどの深い感謝の意を表していたそうです。建設地を訪れたSEEDの最高責任者ショイブレ氏は、「私はこんなに感動したことはありません。日本の方々が地震で被災なさったにもかかわらず、他の国の人を支援して下さったご厚意に感謝します」と語っていました。

 

特定非営利活動法人 日本ハビタット協会

http://www.habitat.or.jp/

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