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途上国に電力を届ける!自動車のバッテリーを活かした「エクスチャージシステム」とは?

途上国に電力を届ける!自動車のバッテリーを活かした「エクスチャージシステム」とは?

途上国にはまだ電化されていない地域が数多くあります。また、ある程度は電化されている地域でも、発電所や電気を送るインフラが未整備で、いつでも自由に電気が使える環境とは限りません。電気が使えると、安定した医療サービスを受けることができ、衣食住が安定し、農業や工業などの産業が豊かになります。特に途上国にとって電気は、生きていくために重要な意味を持ちます。そうした途上国の人々に向けて、車のバッテリーに蓄えられた電気を生活に使うことができる「エクスチャージシステム」が開発されました。いったいどのようなシステムなのでしょうか?

 

 

自動車から生み出される余剰電力に着目

エクスチャージシステムシステムエンジニアとしてITの開発を行っていた澤幡和晴さんは、東日本大震災の時に停電に遭い、電気の重要さを痛感。自動車が発電して余った電気を生活に転用するビジネスアイデアをアイ・シー・ネット株式会社主催の「40億人のためのビジネスアイデア・コンテスト」に応募。見事、優秀賞を獲得したことが後押しとなり、自己資金を投じてエクスチャージ株式会社を立ち上げました。
電力の乏しい途上国に向けて開発された「エクスチャージシステム」は、自動車のバッテリーに注目し、外付けのコネクタを取り付けることで電気を溜める仕組み。このシステムによって蓄えられる電気は、2~3時間充電して冷蔵庫で12時間程度、携帯電話なら100時間程度も利用することができるそうです。「エクスチャージシステム」の費用は2~3万程度に抑えられており、大規模な投資を必要とすることなく、未電化地域での電気使用が可能になるのです。また、このシステムは自動車の余剰電気を利用しているところがポイント。自動車なら移動が可能で、太陽光発電のように天候に左右されることがありません。自動車よりもバイクが普及している国のために、バイク専用チャージャーも開発。より手軽に多くの人が使える未来を目指しています。

 

 

電気の通らないマングローブの森を支援する

マングローブエクスチャージ株式会社は、2015年にバングラデシュにある世界最大のマングローブの森に電力を届けるためのクラウドファインディングを開始しました。マングローブの森・シュンドルボンでは産業が盛んではなく、はちみつを採って生活をするくらいしか生活の術はありません。こうした地域には電気を通す見通しさえ立っておらず、人々はわずかな生活費をはちみつで得て暮らしています。電気が通っていないということは、太陽光に頼らざるを得ないため夜は真っ暗。作業することも勉強することもできません。もちろん、満足のいく医療を受けることも難しいのです。
エクスチャージ株式会社のクラウドファインディングに支援すると、シュンドルボンの電化状況のレポートとマングローブはちみつを受け取ることができ、支援金は現地の人々の電化に使われます。こうした取り組みが、医療や教育を満足に受けられない地域に住む人々の生活を、少しずつ向上する手助けをしているのですね。

 

 

 

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