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「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:ザンビア編 第3回」

「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:ザンビア編 第3回」

2016年は第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)の開催年。「世界が見えるトピックス」では、国際協力機構(JICA)が派遣する「青年海外協力隊」が、住んでいるからこそわかる、アフリカの生の情報をお届けしていきます。10か国目はザンビアです。

 

 

「ショッピングモールを楽しむ少数と、仕事を求める大多数!?「村」とは異なる都会事情」

都会に増えるショッピングモール

都会に増えるショッピングモール

寄稿者: 青年海外協力隊 吉田 二千翔(職種:コミュニティ開発)

アフリカと聞くと、マサイ族のような民族が茅葺屋根の家に住んで自給自足をする村の生活をイメージするかもしれません。ザンビアにもそのような「村」は存在しますが、都市では、お金がなければ生活ができない「街」が広がっています。

 

 

 

頻繁に起こる渋滞

頻繁に起こる渋滞

首都ルサカにはショッピングセンターがいくつもあり、タブレットやスマホを片手にカフェを楽しむ現地人がいます。道路では渋滞が頻繁に起き、その車窓から高級住宅街を眺めるたびに、「ここは本当にアフリカなのか」と感じます。その一方で、同じ街の中には、一日200円ほどの収入で暮らす人が多く集まる「コンパウンド」と呼ばれる地域がいくつもあります。ルサカの場合、住民の7割以上がこうした地域に住むと言われています。

 

 

 

コンパウンド内の住居

コンパウンド内の住居

ザンビアでは人口に対して雇用の機会がまだまだ少ないため全国的に就職難で、国内屈指の国立大学を卒業しても、数年間仕事が見つからないことも珍しくありません。そうしたなか、コンパウンド内の住人は、その低収入ゆえに学校教育を受けることができず、より一層仕事を見つけることが困難です。私が歩いていると、「仕事をくれ」と呼び止める人が毎日いますが、「金をくれ」よりも、もっと誠実で切実ですよね。
このように、ザンビアの都市では、仕事に恵まれてショッピングモールを楽しむ少数の恵まれた人と、一日一食あれば満足という大多数の低所得層との大きな差が歴然と現れており、アフリカで連想されるような「村」とは異なる都会の事情があります。

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