• なんプロとは?
  • 世界が見えるトピックス
  • 著名人一覧
  • アクションから選ぶ
  • アジア
  • 大洋州
  • アフリカ
  • 中米・カリブ
  • 南米
  • 中東・ヨーロッパ
  • メルマガ登録

水の要らないお風呂「ドライバス」って?

水の要らないお風呂「ドライバス」って?

ドライバスケープタウン大学に通うルドウィク・マリシェーンさんがTEDで発表した画期的な商品、「ドライバス」。これは、水がなくてもお風呂に入ったのと同じ効果が得られるというもの。ジェル状になっていて、肌に塗ると水と石けんの役割を果たすため、下水道が発達していない途上国や衛生環境が悪い地域でも「ドライバス」を活用することによって健康・衛生面の向上が期待されています。さて、この「ドライバス」。どのようなきっかけで生み出された商品なのでしょうか。

 

 

風呂嫌いが生み出した画期的な商品「ドライバス」

ドライバス「ドライバス」の発明のきっかけは、ルドウィクさんの友人との「お風呂に入るのが面倒くさい」という話から。「お風呂に入らなくても、何かを塗ることでお風呂に入るのと同じような効果が得られないだろうか」という願いのもとに、4年の歳月をかけて完成したのが「ドライバス」です。開発のきっかけは「入浴が面倒」というものでしたが、その可能性はお風呂嫌いの人だけでなく世界中で水不足に悩まされている人々を救うことができる大発明。世界では25億人、アフリカでは4.5億人もの人が水道を利用することができません。そして、上下水道が発達していない地域は衛生環境が悪いため、病気が蔓延します。中でも被害が最も大きいのはトラコーマと呼ばれる感染症。毎年800万人もの人々が、この病気によって失明しているのです。水がなくてもこの「ドライバス」で顔を洗うことができれば、病気の感染を防ぐことができます。
また、入浴に水を使わなければそれだけ水の節約につながります。途上国にとって水はとても貴重なもの。1回の入浴に使う水を他の生活用水や農業に利用することができれば、それだけ生活の質は改善します。上下水道の設備が整っていない地域では、水汲みは女性や子どもたちの重要な仕事。この過酷な作業も、「ドライバス」によって軽減されるのです。

 

 

 

半透明のジェルが、お風呂の役割を果たす

ドライバス世界の水不足を解決する可能性を秘めた「ドライバス」。発明したルドウィクさんはGoogle社が発表した「世界の聡明な若者」の一人に選ばれ、アフリカ人初の学生企業家最優秀賞も受賞しました。世界が注目するこの商品、残念ながら日本ではまだ販売されていません。ただし公式サイトからの通信販売は可能です。
では、この「ドライバス」。いったいどのような商品なのでしょうか。1回分のパックの大きさは手のひらに収まるくらい、半分に折ると半透明のジェルが出てきます。この仕組み、アメリカンドッグについているケチャップを想像してみてください。片手で簡単に中身が出せるのです。もちろん、ボトルタイプも用意されています。この半透明のジェルを体に塗ることで、お風呂に入ったのと同様の効果が得られるのです。
「ドライバス」は、途上国だけでなく、水を潤沢に使うことができない限られた環境や災害時にも利用することができるため、世界で注目が集まっています。日本での販売開始が待ち遠しいですね。

 

※参照
http://eedu.jp/blog/2013/03/09/ted-drybath-africa/
http://weblog.horiemon.com/100blog/32853/

 

 

 

関連トピックス