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【世界の災害】バングラデシュの巨大サイクロンの復興支援~シャプラニールの取り組み~

【世界の災害】バングラデシュの巨大サイクロンの復興支援~シャプラニールの取り組み~

2007年11月15日、バングラデシュ南西部を巨大サイクロン「シドル(SIDR)」が襲い、死者・行方不明者約4,000人、被災者総数890万人という大きな被害をもたらしました。特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会は、サイクロンが発生した直後から2008年2月頃までの間、緊急救援活動を行いました。被害に遭った地域に行き、食糧や衣類を配ったり、生活に使う水を貯めるための池をきれいにして浄水装置を設置したり、緊急用の井戸を掘ったりしました。

 

 

農業ができなくなった農民たちに、耕運機をレンタル

田んぼサイクロンが襲った11月は、ちょうど雨期の水で育つアモン稲という米の収穫をしようとしていた時期でした。せっかく実った稲はほとんどやられてしまい、その後も塩分を含む川の水が溢れてきたため土にも塩分が溜まってしまい、農業ができない状況に…。農業ができないまま次の雨期が来て、ようやく塩分が押し流されるまで、耕作はできませんでした。次のアモン稲の田植えの季節が来ても、田んぼを耕す耕運機や牛を失ってしまい、多くの農民たちは稲作を始められませんでした。
そうした状況を知ったシャプラニールは、35人の地元農民が集まったグループを結成し、耕運機の貸し出しを始めることに。その結果、耕作の順番をめぐるトラブルなどもなく、アモン稲の季節には合計6ヘクタール以上の田んぼを耕して、たくさんの米を収穫することができました。

 

 

思春期の少年、少女たちを復興支援のリーダーに

思春期の少年、少女災害から復興するには、地域に住む人たちが中心となって活動することも大切です。サイクロンの被害に遭った地域に住んでいる思春期の少年、少女たちに、復興支援の様々なプログラムに参加してもらい、村を変えていく役割を担ってもらうことにしました。
このプログラムを始めるにあたって、ボクルトラ村の住民はかなり保守的なため、とくに少女たちの親が抵抗を示すのではないか?ということが心配されました。けれど、109人もの少年・少女たちが「被災した自分たちの村の状況をなんとかしたい」という強い思いを持って、このプログラムに参加してくれました。若い彼らの今後の活躍を、村人も、シャプラニールのスタッフも期待しています。サイクロンの被害に負けない彼らの強い思いが、村の復興を支えているのです。

 

 

特定非営利活動法人 シャプラニール=市民による海外協力の会

2008年2月以降は、最も被害の大きかった地域のひとつであるバゲルハット県南部のショロンコラ郡で、飲み水と生活に必要な水の確保や精神的なケアなどの復興支援をスタート。主に、被災地に住んでいる住民たちの復興への意欲を引き出す活動を重視し、少年少女グループメンバーのリーダーシップ研修、村人の農業技術研修など広い意味での人材育成的な活動をメインに村が元気になるような活動を実施しています。

http://www.shaplaneer.org

 

 

 

 

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