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「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:セネガル編 第1回」

「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:セネガル編 第1回」

セネガル

2016年は第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)の開催年。「世界が見えるトピックス」では、国際協力機構(JICA)が派遣する「青年海外協力隊」が、住んでいるからこそわかる、アフリカの生の情報をお届けしていきます。11か国目はセネガルです。

 

 

 

 

 

セネガルの「食べる」

セネガルの国民食チェブ・ジェン

セネガルの国民食チェブ・ジェン

寄稿者: 青年海外協力隊 原田 拓朗(職種:コミュニティ開発)

セネガルは西アフリカでも有名な「美食」の国。
東京にもセネガル料理屋が出店しているように、世界中でファンを生み出しています。

 

セネガルの国民食

セネガルの国民食と言えば、「チェブ・ジェン」です。

 

 

 

 

肉メシという意味の「チェブヤッサ」

肉メシという意味の「チェブヤッサ」

チェブは米、ジェンは魚を意味し、文字通り魚と米、そして野菜などを一緒に煮込んで作るパエリヤのような料理です。

世界遺産の都市サンルイに住んでいたペンダ・バイが初めて作ったと言われており、そのことをセネガル人に言うと、「通」だなと褒められます。

他にも、魚ではなく、お肉と一緒に煮込んだ「チェブ・ヤッサ」、落花生、玉ねぎ、お肉のソースをご飯にかける「マッフェ」、お肉とオクラをスープ状にした「スープカンジャ」などバリエーションも豊かです。

 

 

 

 

セネガル料理の食べ方

大皿を取り囲んでご飯を食べる女性たち

大皿を取り囲んでご飯を食べる女性たち

アフリカの多くの国と同様、セネガルでも大皿に装われた料理を御座の上に置き、複数人で囲んで、手で食べます。最近ではスプーンで食べる人が多いですが、村では手で食べる習慣が主流です。イスラムの教えにならって、右手で具材を掴み、握って、ペロっと舐めるように食べます。

 

これが意外と難しい。

私も何度もこの方法で食べているものの、ボロボロと米をこぼしたり、口のまわりにべったりつけたりと、なかなかうまくいかないです。

どの国でもそうですが、セネガルでも食事中のマナーがあります。

自分の目の前にあるスペースを縁から食べていき、他の人のスペースに入っていかない。
左手を地面に付けない。
野菜や魚・肉はちぎって、他の人に分け与える。
食べ物の上を跨いではいけない。

マナーの違いは戸惑うところでもありますが、文化の違いを知れる機会でもあります。

 

 

「食」から見えてくるセネガルの問題

ご紹介したように、セネガルでは米は主食の一つ。

それにも拘らず、消費量に対しての輸入米の占める割合は40%~70%と言われており、主食を外国に依存しています。日本は主食の米の99%を国内で生産しているのに対して、これは大きな問題だとされています。

この問題に取り組もうと、JICAや協力隊でもセネガルでの国産米を増やそうという動きがあります。そこで使用されているのが、「ネリカ米」という品種です。この品種は「高収量のアジア稲と病気・雑草に強いアフリカ稲の交配によって開発された稲」で、セネガルでも試験的に栽培されています。

今後、ネリカ米がセネガルの食問題にどれくらい貢献できるか楽しみですね。

 

 

 

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