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【世界の災害】四川大地震の復興支援~JICAの取り組み~

【世界の災害】四川大地震の復興支援~JICAの取り組み~

2008年の四川大地震。5月12日14時28分、マグニチュード8.0の大地震が四川を襲いました。死者数は8万人を超え、被災者数は4,600万人以上と言われています。その後、インフラ整備などの復興事業が進んでいますが、いまだ多くの被災者が震災に関連する「こころの傷」を抱えています。家族や友人を失った深い悲しみを負った人々。今もなお、アルコール依存やうつ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)等が報告され、支援の充実が求められています。

 

 

被災した人たちの「こころのケア」をサポート

被災した人たちの「こころのケア」をサポート中国の精神保健・心理社会的支援はまだ歴史が浅く、四川大地震をきっかけにしてようやく注目されるようになってきました。震災後の中国では「こころのケア」活動を行える、心理の専門性を持つ人材が少ないことや、継続的なサポートが少ないという問題がありました。そのため、JICAがこころのケアに関する活動に携わっている医療関係者や心理専門家、教員等の人材育成の支援を開始。この支援の背景にあるのは、四川大地震よりも10年以上前に起こった1995年の阪神・淡路大震災。被災者に対する長期的な「こころのケア」への活動経験が、四川大震災の被災地で活かされています。
肉親を失い、自分だけが助かったことへの罪悪感に悩む人、家屋の下敷きになり、両腕を切断した子ども、身寄りのない高齢者、たった一人の子どもを失った女性など、こころのケアが必要な被災者のケースは多種多様です。JICAのプロジェクトでは、ケアを提供する側(研修受講者)が心理的に安定して活動を行えるように、セルフケアの方法も伝授しています。
また、子どもたちのために教師が学級でできるこころのケアとして、ゲームを取り入れた手法も紹介しています。先頭に立って教えるのは兵庫県の現役の小学校の先生。阪神淡路大震災後の自身の経験を基に、子ども達の異変やこころの変化をいかに察知し、どのように接するべきかを教えています。

 

JICA(独立行政法人 国際協力機構)
http://www.jica.go.jp

 

 

被災した子どもたちから日本の子どもたちに励ましエール

被災した子どもたちから日本の子どもたちに励ましエール四川大地震で被災した四川省巴中市南江県。地震によって授業ができなくなった碾盤九年制学校の小学部・中学部を日本赤十字が支援をして、ようやく再建されました。 同校の生徒たちは東日本大震災発生後間もない3月13日に「自分たちを助けてくれた日本のために少しでも力になろう」と義援金募金活動を行いました。また、竣工式でも日本の被災者を励ます横断幕が掲げられ、絵や手紙などが日本側の関係者に手渡されました。横断幕の文字は中国語で、「私たちの心は日本の地震・津波被災者の皆さんとつながっています」と書かれています。
学校から2枚の絵が在重慶総領事館の瀬野総領事(後列左)と日赤へそれぞれ贈呈されました。2枚の絵はいずれも日本の被災児童を励ます目的で描かれたものです。絵を描いた5年生の呉洋さん(前列左)と秦君さんは「私たちを助け、こんな素晴らしい学校を建ててくれた日本のお友達が地震と津波の被害で苦しんでいるのは本当に残念。でも強い気持ちで困難に打ち勝ってほしいと思います。私たちもそうやって乗り越えてきたのだから。日本のお友達のために私たちにできることがあれば何でもしたい」とエールを送りました。

 

 

 

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