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「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:セネガル編 第3回」

「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:セネガル編 第3回」

2016年は第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)の開催年。「世界が見えるトピックス」では、国際協力機構(JICA)が派遣する「青年海外協力隊」が、住んでいるからこそわかる、アフリカの生の情報をお届けしていきます。11か国目はセネガルです。

 

 

セネガルの「信じる」

寄稿者: 青年海外協力隊 原田 拓朗(職種:コミュニティ開発)

 

 

大多数はイスラム教徒

セネガルの宗教指導者バンバとイブライマ

セネガルの宗教指導者バンバとイブライマ

明け方、今日も窓の外からお祈りが聞こえてきます。
町中の人たちが目を覚まし、絨毯を敷き、メッカに向かってお祈りをします。
セネガル人の多くはイスラム教を信じています。
イスラム暦に基づいて、行事が催され、イスラムの戒律によって、人々の生活は律せられています。
挨拶も名前もイスラム教に縁のある言葉を使用します。
もちろん、お酒を飲んではいませんし、豚肉なども食べてはいけません。
「夢は何?」って聞くと、「メッカに行きたいんだ!」と目を輝かせて答えてくれた子供もいました。

 

 

セネガルにはイスラム教徒以外にも、キリスト教徒やアニミズムを信仰している人がいるといわれていますが、すべての宗教は平和に共存しています。
イスラム教徒のイベントにキリスト教徒の人が招かれたり、キリスト教徒がイスラム教のお祈りを口ずさんだりすることもあります。

 

 

「平和」の国

「平和」の国セネガル人の口癖の一つに「Jamm Rekk」があります。
文字通りに訳すと、「平和のみ」という意味です。
挨拶でもこのフレーズは出てきますし、「セネガルのイイところは平和なことだ」と友人が言っているのを聞いたことがあります。
生活していても、セネガルの人々の「平和の精神」にはよく感服します。
争いやイザコザを嫌います。
どんな無理を言っても、「NO」とは言わず、とりあえず「いいよ!」というのが礼儀です。
「君の時計かっこいいね!頂戴よ!」というと、みんな「あげるよ!」と言ってきます。
心の中ではNOと思っていても、その場ではYESというセネガル人の対応は、どこか日本の「本音と建て前」と似ていて、面白いですね。

 

 

「おもてなし」の国

「おもてなし」の国平和以外にもセネガル人の大切しているのがおもてなしの精神です。
セネガルではそれを「テランガ」と呼びます。
道を歩いている見知らぬ人にも「お昼ご飯食べていきな!」と声をかけたり、「親戚が病気なんだ」と言われたら、お金をあげたりします。
「テランガ」は人との繋がりを重視し、共有することを大切にします。
「ジェリジェフ」(ありがとう)と言われると、「ニョコボック」(どういたしまして)と返答しますが、「ニョコボック」とは文字通りに訳すと、「僕らはそれを共有しているからね!」という意味です。
そんな挨拶からもセネガルのおもてなしの精神が伺えて、面白いです。

 

 

 

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