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広瀬アリスさんが語る 「自分にできる国際協力」

広瀬アリスさんが語る 「自分にできる国際協力」

学生レポーター 山部文子さん

文章:学生レポーター 山部文子

 

JICA帯広の20周年を記念して、帯広畜産大学にて女優の広瀬アリスさんによるトークショーが行われました。

 

 

フィリピン、インドを訪れて

広瀬アリスさんトークショーもともとボランティアに興味があったというアリスさん。小学生のとき使っていたランドセルや靴、鞄を途上国に送っていました。国際協力のためには具体的に何ができるのだろうと悩んでいたころ、『なんとかしなきゃ!プロジェクト』メンバーになり、2015年にはフィリピン、2016年にはインドを訪れました。

 

フィリピンでは、年若いお母さんたちが生きるために働かなければならない現実や、ゴミ山の町「パヤタス」でリサイクル資源を探してそれを換金して暮らしている人々の生活を目の当たりにし、日本との違いに衝撃を受けたといいます。

 

アリスさんはパヤタスで、日本の認定NPO法人アイキャンと特定非営利活動法人ソルト・パヤタスの支援を受けて刺繍雑貨を製作している現場を訪問しました。そこではお母さんたちが「収入を得て生活が楽になった」と楽しそうに仕事をしていました。

 

帰国後、自分にできることはなんだろう? と考えたとき、興味があるファッションの分野で協力することにしたアリスさんは、チチカカというブランドとコラボしてオリジナルTシャツを作りました。作る人も買う人も両方ハッピーになってほしいという思いが込められたこのチャリティTシャツは、1枚につき500円が寄付され、パヤタスの女性たちの支援に役立てられます。

 

インドは日本が長らく支援をしている国の一つです。アリスさんも見学したデリーの鉄道、「デリーメトロ」はインドで一番有名な日本の支援。日本の女性専用車の仕組みが取り入れられ、女性が安心して自由に移動できるようになり、女性の社会進出につながっています。技術だけでなく、そこに込められた心も伝えるのが日本の支援の特色だと思います。

 

二つの国を訪れたアリスさんは、「今よりもっと生活をよくしたい」と語る前向きな途上国の方々の背中を、もっと押してあげたいと思いました。また、同世代の人が「自分にも何かできるかも」と思えるように、Twitterを使って自分の体験について積極的に発信していきたいと思ったそうです。

 

 

十勝の思い出

広瀬アリスさんトークショー映画「銀の匙」の撮影時に十勝に二か月半滞在したアリスさん。滞在前は、お肉はスーパーに並んでいるものという認識で、何も考えることもなく食べていたと言います。しかし、撮影で屠殺を見学し、生きていたものに刃物を刺す瞬間は一生忘れられない体験となりました。撮影時には実際に農作業を行い、命を育てることの大切さを学んだ貴重な体験だったとそうです。撮影後は命をいただくことの有難さを知り、お肉がどうやって食卓まで届いているのかの過程に興味を持つようになり、よりお肉が好きになったそうです。

 

 

自分のできる国際協力

広瀬アリスさんトークショートークショー後半は、十勝で農業に携わりながら自分なりの国際協力をするパネリストと一緒に、「自分のできる国際協力」について語り合いました。

 

「日本とは違う世界を見て、自分を変えてみたいと思った」「これから酪農を始める途上国に、搾乳や乳牛の飼育方法について指導しているする」「途上国から自分の農場へ研修員を受け入れている」など、各々の国際協力について語り合いました。

 

アリスさんは最後に話します。

 

「映画『銀の匙』のなかで、『自分には夢がない』と悩む主人公に、校長先生が『それはいい!』と微笑むシーンがあります。夢がないということは、今は思いつかなくても将来何にでもなれるということ。可能性は無限大です。自分がしたいぜひ国際協力を見つけてほしいです」

 

 

広瀬アリスさんのインド訪問|開発途上国レポート
http://nantokashinakya.jp/member_reports/40_alice_india.php

広瀬アリスさんのフィリピン訪問|開発途上国レポート
http://nantokashinakya.jp/hirose_philippines/

なんとかしなきゃ!プロジェクト学生レポーター
http://nantokashinakya.jp/studentreporter/report.php

 

 

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