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「こんにちは~」「ペッ!」「!?」―キクユ族は唾をかけて挨拶する

「こんにちは~」「ペッ!」「!?」―キクユ族は唾をかけて挨拶する

世界では様々な挨拶のかたちがあります。そもそも、日本では当たり前の文化である「お辞儀」ですが、欧米では日常的にお辞儀をする文化はありません。挨拶をするときは相手の目を見るのが礼儀とされているので、会うなりいきなり頭を下げて目を合わせない日本のお辞儀スタイルに、欧米の人は違和感を覚えるそうです。こうした国による礼儀作法の違いはありますが、特に衝撃的な挨拶が東アフリカの「相手に唾をかける」挨拶です。

 

 

「悪いことがありませんように」という願いが挨拶に

キクユ族の挨拶ケニアを中心として東アフリカに住む民族であるキクユ族は、およそ500万人を超えるとされています。ケニアの人口の22%にあたるケニア最大の民族で、3代目のケニア大統領であるムワイ・キバキ氏はキクユ族の出身者だそうです。さて、このキクユ族の挨拶は「相手の手に唾をかける」というもの。日本人だと喧嘩になってしまいそうですが、意味は全く逆で、唾によって悪いものから守り「良いことがありますように」という願いが込められているとか。これは唾に対する考え方の違いに由来し、彼らにとって唾は「魔よけ」に当たるのです。だから、相手に唾をかけることで悪いものを払おうとしているのですね。アジアや欧米の映画でも、相手を侮辱するというジェスチャーとして、で唾をかけるシーンがよく使われます。こうした認識が当たり前の我々にとっては、キクユ族の挨拶はオドロキの習慣と言えるでしょう。
なお、日本では相手に舌を出す行為もマナー違反とされていますが、チベットでは舌を出すのが挨拶。舌を見れば相手の気持ちが分かるという考え方から、誠実さの証として舌を出すのだそうです。日本ではむしろ「嘘をついています」という意味で舌を出すこともあり、チベットとは意味がまるで逆なのですね。

 

 

まだまだある!世界で実在する変わった挨拶

世界で実在する変わった挨拶世界にはまだまだ変わった挨拶の仕方がたくさんあります。もしその国に行く時のために、世界の様々な挨拶をご紹介します。

 

■鼻と鼻を合わせる(ニュージーランド)

ニュージーランドの先住民族であるマオリ族は、挨拶の時に鼻と鼻をくっつけます。息を吸うための器官である鼻には「生命の息吹」が宿っていると考えられており、その大切な器官を触れ合わせるということは“魂のやり取り”を意味していると言われています。

 

 

■帽子をかぶる(モンゴル)

日本では挨拶の場では帽子を脱ぐのがマナーとされていますが、モンゴルでは正式な挨拶の場であるほど帽子をきちんとかぶって挨拶します。なお、モンゴルでは足を踏んだ時に握手をします。これは、足がぶつかった相手は敵になると信じられており、「敵ではありませんよ」という意味で握手をするのだそう。

 

 

■相手の手を自分のおでこに当てる(フィリピン)

目上の人に対して挨拶するときに、相手の右手の甲を自分の右手で取り、自分の額に当てるのが「ブレス」と呼ばれるフィリピン独特の挨拶です。これは「相手の人を敬っています」という意味で行われます。

 

 

■手を組む(中国)

中国の普段の挨拶は握手が一般的ですが、春節(旧正月)に行われる正式な挨拶の方法として、「胸の前で男性は右手の拳を左手で包み、女性は逆に左手の拳を右手で押さえる」というポーズがあるそう。2014年の春節前に中国のTwitter「微博」で紹介されたこの挨拶は、インターネットを中心に「知らなかった」「逆だと思っていた」など様々な反響を呼びました。なお、三国志など中国の歴史を扱った映画やドラマなどでは、両手を胸の位置に合わせて挨拶するシーンがありますが、これもまた中国の挨拶のひとつです。このような礼を「拱手礼」と呼んでいます。

 

 

 

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