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他国に定住するという選択肢。日本が受け入れた難民

他国に定住するという選択肢。日本が受け入れた難民

生まれた国を離れて難民となってしまった人たち。一日も早く自分の国に帰り家族と一緒に生活できれば、どんなに幸せなことでしょう。けれどいつまでたっても自国に安全と平和が戻らず、残念ながら事態がまったく解決しないこともあります。難民生活が長くなってしまう場合には、避難先の国(庇護国)が受け入れたり、第三国(本国と庇護国以外の国)が受け入れたりすることがあります。今回は、日本における難民の受け入れ活動についてご紹介します。

 

 

11,000人以上のインドシナ難民の受け入れ

11,000人以上のインドシナ難民の受け入れ日本にも命がけで自分の国から逃げて来た難民の人々がたくさんいます。そのような難民に対し、政府だけでなく、国内にあるNGOが支援活動をしています。例えば、生活支援、難民申請の相談窓口、自立に向けた日本語教室の開講、就職など各種相談への対応を通じた支援があります。
日本が本格的に難民問題に取り組むきっかけとなったのが、総数300万人以上といわれるインドシナ難民の発生です。1970年代に社会主義国に移行したベトナムやラオスなどの国々から、迫害を受ける恐れのある人々がボートピープルとして脱出。それからの日本は難民との関わりを急速に深めていき、1981年に難民条約に加入しました。政府による受入事業が終了する2005年末までに、日本は11,000人以上のインドシナ難民を受け入れ、彼らは日本に定住しています。
2010年には、他国で避難生活を送る人々をさらに別の国が受け入れる「第三国定住プログラム」を日本がアジアの国で初めて実現。2016年10月には第三国定住難民の第七陣となる7家族18名に対して、約180日間の総合的な定住支援プログラムが開始されました。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003777.html

 

 

世界では5000万人以上の人々が「難民」という現実

世界では5000万人以上の人々が「難民」という現実UNHCRの発表によると、2015年末時点で住んでいる国を移動しなければならなくなった人の数は6530万人。この数字は、毎日平均して3万4000人が難民や国内避難民になっているという計算になり、UNHCRが統計を取り始めてから最多となりました。
では、この人々はどこに避難したのでしょうか?難民受け入れ国のトップ5は、トルコ(250万人)、パキスタン(160万人)、レバノン(110万人)、イラン(97万9400人)、エチオピア(73万6100人)となっています。また、難民が発生している国のトップ3は、シリア(490万人)、アフガニスタン(270万人)、ソマリア(110万人)。この3つの国で世界の難民の54%を占めています。
なお、2015年に第三国定住した難民の数は10万7100人。このうちアメリカ合衆国が一番多く難民を受け入れており、その数は6万6500人と、約6割を占めています。第三国定住した難民の数やアメリカ合衆国を代表とする先進諸国と比べると、日本はまだほんの一握りの人々しか受け入れできていません。世界で増え続ける難民問題。日本の対応の見直しが求められています。

※出典
http://www.unhcr.or.jp/html/ref-unhcr/statistics/index-2016.html

 

今さら!?聞けない難民問題、ポイント解説!
http://nantokashinakya.jp/refugees/

 

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