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アフリカの「干ばつ」被害から人々を守るために

アフリカの「干ばつ」被害から人々を守るために

「これまで最も多くの人命を奪ってきた自然災害とは?」
この質問の答えは、日本に暮らす人々からすると、想像し難いものかもしれません。
答えは「干ばつ」。長期間雨が降らないことで大地が乾き、水不足や農作物の収穫量低下、やがては食糧不足、飢餓といった、より深刻な被害をもたらします。
そして、その被害が集中するのは、「干ばつ」という言葉を耳にして多くの人々が連想するであろう地域、アフリカ。気候変動に対して脆弱な国々は、サハラ砂漠より南に位置するアフリカの国々(サブサハラ・アフリカ地域)に集中しており、現在、そして将来的にも、干ばつへの対策を講じることは、最も重要な課題の一つとなっています。
2017年2月現在、特に東アフリカを中心に被害が拡大しており、今後、過去最悪の状況を迎えるのではないかと予測されています。飢餓の撲滅のため、さらには資源をめぐる紛争の原因にもなることから、アフリカの「干ばつ」は、この地球に暮らす人々全員が、解決に向けて取り組まなければならない問題です。

 

 

干ばつとは?

干ばつ・降水量が極端に少なくなった時に生じる自然発生的な現象

・農業用水を不足させ、作物の生産性が低下して食糧不足を招く

・気候変動や生物多様性の劣化にも影響をもたらす

 

 

 

干ばつの被害が特に深刻な東アフリカ

干ばつの被害が特に深刻な東アフリカ・過去30年で最悪と言われた2010-2012年の干ばつでは、1200万人以上が食料不足に(ソマリア370万、ケニア350万、エチオピア460万)。
・2016年末の降雨量は過去最低レベルを記録。国連によると、今後、特にソマリア、南部・南東部エチオピア、北部・沿岸部ケニア、南西部ウガンダ、及び南東部南スーダンの国境付近で事態が深刻化し、2010-2012年を上回る影響を及ぼす可能性があると予測されている。
・東アフリカ地域の各国国境付近では、農地・牧草地、水を求め、大規模な人・家畜の移動が発生。限られた資源をめぐる紛争の原因になる可能性も。

 

 

各国の状況(2017年2月末時点)

・南スーダン:10 万人が既に飢饉の状態、100 万人が飢饉の危機
・エチオピア:560 万人が緊急支援を必要とし、920 万人が安全な水へのアクセスが困難な状況
・ケニア:47 県中、23 県に対し、干ばつの被害にかかる非常事態宣言が発令。270 万人以上が栄養不良状態
・ソマリア:既に500 万人が食料援助を必要とし、330 万人が栄養不良による医療支援を受ける必要。コレラ等の感染症も発生。今後も状況の改善が図られない場合、2017 年7 月までに620 万人(人口の半数以上)が飢饉の危機に陥る可能性

 

 

解決に向けて

干ばつへの対策は、事前の抑止策や準備、発生後の応急対応、被害が深刻化した後の復興など、様々な分野への支援を複合的に組み合わせ、長期的な計画のもとに行っていかなければなりません。
・発生時の国際緊急援助隊派遣や緊急の物資提供
・干ばつへの対応策を作るための人材育成
・森林、水資源保全などの環境保護
・水不足の状況下でも育つ作物の研究
・次の干ばつに備えるための資金的な支援

 

 

アフリカの干ばつ・飢餓についての情報、寄付についてのページ

日本ユニセフ協会
「アフリカ干ばつ緊急募金」
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/africa2016/

 

国連UNHCR協会
「南スーダン・ソマリア…アフリカ緊急事態」
https://www.japanforunhcr.org/lp/centralafricanarea

 

国連WFP
「4カ国、2千万人が飢きんの危機に直面」
http://ja.wfp.org/news/stories/17-08

 

JICA
「東アフリカの干ばつに対するJICAの取り組み」
https://www.jica.go.jp/topics/2017/20170425_01.html

 

 

 

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