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モルディブの大津波から住民を守った日本の防波堤

モルディブの大津波から住民を守った日本の防波堤

2004年末にアジアを襲ったスマトラ沖大地震、インド洋津波は、かつてない大きな被害をもたらしました。被災国の一つであるモルディブの首都では、地震によって引き起こる津波から、日本の支援で建設された防波堤が住民を守りました。

 

 

マレ島を津波から守る!15年の歳月をかけて建設された護岸堤

モルディブの首都・マレ島は、海抜が1.5m程度しかない上に平らな地形。そのため高波の被害を受けやすく、過去に浸水の被害を繰り返し受けていました。けれど、2004年の大津波が起こったときは、島の3分の2が水につかりながらも、他の被災国のような深刻な被害はありませんでした。これは、日本の援助で同島の周囲に建設してきた護岸(防波堤)が、押し寄せる波の「壁」として島を守ったからです。
実は1987年に発生したサイクロンによって、マレ島は高波の被害を受けて首都機能が麻痺し、多くの被害を出していました。そこで日本政府は緊急事業として、マレ島を津波の被害から守るため、1987年から2002年にわたって数回の護岸堤建設を行いました。
15年にも及ぶ支援で建設された護岸が2004年の大津波からマレ島を守り、被害を最小限に食い止めたことについて、モルディブの各メディアが取り上げました。「日本のおかげで助かった」、「日本が作ってくれたあの壁がなかったら今頃マレはもうない」等、マレ島に住む人々の感謝の声を伝えています。

 

外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/hanashi/story/asia/maldives1.html

 

 

モルディブから届いたツナ缶と義援金

モルディブは美しい海に囲まれた小さな島国で、人口は30万人程度に過ぎません。2004年にモルディブを襲ったスマトラ島沖地震の津波に対して、日本政府はいち早く復興支援を行いました。津波が発生する前もその後も、継続して経済協力を行っている日本に対する感謝の念は、モルディブの全国民的に浸透しています。
2011年3月に起こった東日本大震災では、被害の大きさを知ったモルディブ国民が「今度は私たちが日本に恩返しをする番」と立ち上がり、日本への支援キャンペーンが始まりました。キャンペーンでは緑と赤の丸に囲まれた三角のテトラポットがシンボルマークとなり、募金箱などに貼られました。緑はモルディブ、赤は日本、そしてテトラポットは波を防ぐという意味です。モルディブではツナ缶が特産品。救援物資として政府からツナ缶8万6400個が提供された上に、市民から持ち寄られた義援金と缶詰が約60万個、日本に送られました。3月16日からは半旗が掲げられ、ムラク島の島民によるウォーキングが開催されるなど、日本を応援する動きで盛り上がりました。
日本もモルディブも海に囲まれた島国で、地震や津波の被害を体験しています。こうした活動は被災地に住む人々の気持ちを勇気づけ、明日に向けて一歩を踏み出すための心の支えになるのではないでしょうか。

 

 

 

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