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初めて開発途上国を訪ねて

初めて開発途上国を訪ねて

7107もの島々からなるフィリピン。東南アジアに位置し、セブ島やボラカイ島などのリゾートで有名なフィリピンは、日本から約5時間のフライトで着くことができる。

 

ぼくが訪ねたのはそのリゾート地、セブ島である。出国前、ぼくの行き先を友人たちに伝えると、彼らは「良い所に行くんだねー!」と、そんな言葉を返した。

 

実際、セブ島は良い所だった。エメラルドに輝く海はとても綺麗で、肉、魚、フルーツなど、バラエティーに富んだ料理も非常に美味しかった。しかし、フィリピンは開発途上国と言われている。そんなリゾート、セブの裏側に、こんな世界があるということを知っていただきたい。

 

ごみ山、その言葉からどんなものを想像しただろうか。単純明快、ごみの山である。しかしそのごみの山、ただ積んであるという規模ではない。本物の山と同様に登ることができてしまう。日本では、排出されたごみはその80%が焼却処分されている。しかし、ごみを焼却するにもお金が必要だ。フィリピンでは、資金や健康への配慮からごみを焼却することが禁止されており、よって、ごみは埋め立てるしかなくこの様なごみ山ができてしまった。

 

ごみ山の周りには集落がある。捨てられたごみから売れそうなものを集める人がいる。ごみ山を駆け回る子どもたちがいる。子どもたちはぼくら日本人がごみ山を登り始めると、楽しそうに着いてくる。ここは、彼らの遊び場所だ。そう、ごみ山は仕事場であり、遊び場なのだ。ここで生計を立てていくのは厳しいと集落の女性は言っていた。でも、この場所はたくさんの笑顔で満ちていた。彼らのことを知り、共に生きていく、共に仕事をして、共に遊ぶ。彼らを助けたい!ではなく、一緒に問題に取り組む。それが国際協力ではないだろうか。

 

初めて途上国を訪れて、世界を知った。それは、本当に本当に、世界のほんの一部だけれども、国際協力の一歩を踏み出した気がした。もし、あなたが学生ならば、そのうちに一度は途上国を訪れてみるのもいいかもしれない。

 

学生レポーター 山根佑太

 

 

 

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