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農業支援とは~世界から注目される支援のカタチ~

農業支援とは~世界から注目される支援のカタチ~

私たちが毎日ご飯を安心して食べられているのも、世界の様々な国の農業に助けられているからです。日本の食糧自給率はわずか40%。日本で消費する食糧の多くは海外から輸入されているのです。もし、穀物を輸出している国からある日突然「国内の消費で手一杯なので、明日からあなたの国への輸出は制限します」と宣言されたら……。海外の農業を考えることは、日本にとって決して他人事ではないのです。

 

 

産業の中心である農業を支援する重要性

開発途上国の主な産業は農業です。世界の農村部人口の割合を見てみると、2014年の調査では日本が7%ほどにしか過ぎないのに対して、ベトナムは67%、インドネシアは47%、モザンビークは68%、ミャンマーは66%、エチオピアに至っては国の8割超である81%が農村部の人口となっています。開発途上国の産業がいかに農業を中心としているかがわかりますね。

http://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokkyo/nousui_bunya/attach/pdf/index-4.pdf

 

こうした農業中心の国々で、農業に何か問題が起こった場合、多くの人が貧困に陥ったり、安定した生活を続けられなくなります。農業は洪水や干ばつといった自然災害の影響を大きく受けるため、農業に携わっている人々は自然災害によって生活が左右されてしまいます。また、自然災害が起こり農作物が出荷できなかった場合、食糧価格は高騰し、国の財政悪化や物価上昇も招きます。こうした影響により、貧困層の生活はさらに苦しくなってしまいます。開発途上国では、安定した農業を維持することがそのまま人々の生活の安定化につながっており、貧困を生まない重要な意味を持っているのです。
いま、地球上で貧困に苦しむ人の数は約9億人。世界の人口は途上国を中心に着実に増えており、食糧の需要と供給のバランスはますます拡がるばかりです。

 

参照:総務省統計局ホームページ
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/sokuhou/03.htm

 

 

貧しさを救うその先に。農業支援が果たす役割

農業は、気候変動や多国籍企業の参入などによって影響を受けてしまう産業です。こうした脆弱な側面を持っているのですが、農村の人々が外部要因に対して自らの力で立ち上がり、継続して農業を営めるようにならなければ、いつまでも安定した生活を望めません。
そのためには、現地の人々が自分たちの土地に合った農業を継続できる“持続可能”な農業を支援していくことが大事です。農業支援の役割は、単に物資を供給すれば良いというわけではありません。
たとえば、井戸を掘るなどして安定した農業用水を提供できれば、農作物が継続して収穫できるため、貧困や飢餓からの脱却ができます。その土地や風土に適した、より栄養化の高く効率の良い農作物が生産できれば、人々の栄養状態も改善することができます。個人では難しいことも、小規模のコミュニティで農園を運営し、加工、販売まで行うことができれば、収入向上に繋がり、人生の将来設計を立てる余裕が生まれます。
農業を支援するために農村開発を進めることは、人々を飢餓や貧困から救うだけではありません。農業を支援することで、人々の栄養改善や家族の生活基盤の確立、子どもの教育支援など、途上国が抱える数多くの問題を解決する役割を秘めているのです。

 

 

 

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