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モンゴル遊牧民生活を通じて得た本当の・・・

モンゴル遊牧民生活を通じて得た本当の・・・

学生レポーター 松本和也

取材・文責:学生レポーター 松本和也

 

 

一面緑の大地。どこまでも続く真っ青な空。

 

そんなモンゴルの雄大な自然の中にポツンと存在する移動式テント、ゲル。

今回は、そのゲルの中でどんな生活が営まれているのか、そこにはどんな魅力があるのか、まとめてみます。

 

私がモンゴルに行ったのは9月の夏の終わり。内陸国ということもあって、非常にカラッとした過ごしやすい環境でした。見渡す限りの草原、遠くに山が見えるだけで何もない土地。本当に空が近くに感じました。この「なにもない」という状態を日本で経験したことがなかった私は、今までにない解放感を満喫し、身も心も本当にすっきり浄化された気分でした。

 

電気・水道・ガスが基本的にはない生活をしていたため、滞在期間中は自然の流れに逆らうことなく、のんびり暮らしていました。朝は太陽が昇るころに起き、馬と牛を集めて搾乳、ヤギの放牧をし、タイミングを見て水汲みに行く。遅めの朝食を食べてからはのんびり過ごし、馬乳酒を混ぜる作業をし、日没を迎えたら就寝準備をする、といった流れでした。

 

そして毎日私は、ふらっと散歩がてら、ゲルから30分ほどで登れる山へ足を運んでいました。頂上から見えるのは、360度見渡す限りの大草原と、そこに流れる川。人工物は、ぽつんと小さく見えるゲルだけ。草原の緑と空の青、遠くに見える山々、大げさかもしれないですが「地球って美しい」と思える、まさに心が洗われた気分になる絶景でした。

 

 

 

 

 

2週間の滞在の中で私が感じたモンゴルの魅力は、ずばり「人の温かさ」でした。見渡す限り草原で、ご近所さんは1キロほど歩いた先。この地では、家族や友人を大切にすることが、本当に「あたりまえ」でした。さらに、それだけ隣人と離れているにもかかわらず、頻繁に来客があり、その度に毎回必ず、心のこもったもてなしで迎える。人と一緒に過ごす時間を本当に大切にしている様子が伝わってきました。

 

 

同じ空間を共有するだけで、会話がなくても心は通じ合える。そんな不思議な体験をさせてもらいました。ゲルに暮らす遊牧民は、決して金銭的に裕福ではないものの、お金だけでは測れない本当の「豊かさ」を携え、日々その大切さを噛みしめながら生活を送っているように、私は感じました。

 

 

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