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「国連UNHCR難民映画祭2017」記者会見・プレ上映会に潜入!

8月1日、日本記者クラブにて行われた記者会見・プレ上映会に一足早く潜入してきました。上映会を通して感じたこと、国連UNHCR協会の山崎玲子氏にインタビューさせていただいた内容、またUNHCR駐日代表ダーク・ヘベカー氏にお答えしていただいた質問を皆さんにご紹介いたします!

 

取材・文責:学生レポーター 鎌倉眞子

取材・文責:学生レポーター 鎌倉眞子

 

 

観なかったことにはできない映画祭

今年で12回目を迎える「国連UNHCR難民映画祭2017」が、9月30日から全国6都市にて開催されます。難民問題啓発を主旨としたこの映画祭は、国連難高等弁務官(UNHCR)駐日事務所と特定非営利活動法人国連UNHCR協会の共催によって行われ、世界中から集められた難民にまつわる映画・ドキュメンタリー作品を上映します。今回のプレ上映会では、シリア難民を扱う「シリアに生まれて」を鑑賞してきました!

 

 

 

 

そもそも難民ってどれくらいいるの?

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、その数は6560万人にのぼると言われています(2016年未現在)。シリア難民をはじめ、アフガニスタン、ソマリア、南スーダンが多くの難民を生み出しています。2017年度UNHCR予算によると、難民支援に必要な金額の7割が不足している現状です。さらに2015年の国連世界食糧計画(国連WFP)の発表では、資金不足が続けば食糧の支援が出来なくなり、44万人ものシリア難民への食糧支援が滞ってしまうと危惧しています。

 

 

本映画祭の主催である国連UNHCR協会とは?

山崎氏:
国連UNHCR協会とは、国連難民高等弁務官事務所の公式支援窓口です。UNHCRを支援すべく、日本政府をバナーとして、難民問題に関する広報活動を行っています。また資金や支援が円滑に進むよう、募金活動にも従事しています。
鎌倉:
日本政府は他国と比べ、ビザの発給条件が厳しく、また難民の受け入れ者数もごく少数しか承認されていません。この状況下で、国連UNHCR協会として、どうやって日本における難民問題を解決していく方針でしょうか?
山崎氏:
私たち、国連UNHCR協会は難民問題“解決”のため、ではなく、難民の方々を“支援”しています。一人でも多くの難民の方々が故郷に帰ることが出来るための手助けをしています。

 

国連UNHCR協会のホームページはコチラ

http://www.japanforunhcr.org/

 

 

「シリアに生まれて」鑑賞

記者会見の様子 (左から国連UNHCR協会 広報担当 難波紘子氏、事務局長 星野守氏、UNHCR駐日体表 ダーク・ヘベカー氏)

このドキュメンタリーは7人の難民の子供たちに密着しながら、現在の難民の生活、様子が描かれています。シリアから海を渡り、ドイツやハンガリーに身を寄せようと必死に移動している難民や、愛する家族を残し、互いに離れ離れになりながら懸命に道中をさまよっている難民の姿もありました。

 

懸命に受入れ国先に辿り着こうとしている彼らたちですが、受入国に到着しても望み通りの生活を送れるとは限りません。

 ① 難民であるということ
 ② 言語の壁

 

彼らは“難民”というだけで時に差別され、軽蔑されています。ドキュメンタリー中にもシリア難民という理由だけでタクシーにも乗れない難民の姿や、現地の言葉が分からず、仕事に就くことのできない父親の姿が描かれていました。望まぬ戦争・紛争により母国を退去せざるを得なかったにもかかわらず、受入国に行っても決して良いとは言えない待遇に局面するのです。

 

遠く離れている私たちは、難民のために一体何ができるのでしょうか。

 

 

私たちに何が出来るか

いま世界中には約6500万人もの難民がいます。

難民受け入れ数、世界1位といわれるトルコは約250万人(UNHCR 2016データより)もの難民を受け入れたと言われています。一方、日本では難民申請者約1万人に対して、難民認定者数はわずか28人という現状です(法務省 平成28年データ)。

 

私はこんな質問をUNHCR駐日代表 ダーク・ヘベカー氏に問いかけてみました。

“今後我々若者が難民問題に対してどうアプローチすべきか”

 

ヘベカー氏:
若者にとって難民問題は把握しにくいことで、とりわけ日本では地理的にも難民を見かけることが少なく、身近にないかもしれません。単純に日々のニュースで難民の問題を知ることでも大きなことです。またSNS上で”With Refugees”と、いったハッシュタグをつけることで、難民に対しての署名活動にもつながります。たとえ1ドルの寄付だって少なすぎるというわけではなく、立派な難民支援です。

 

「国連UNHCR難民映画祭2017」は9月30日から全国6都市にて上映されます。

 

難民のために何かしたいけど、どんなアクションをとればいいか分からない…

まずは現状の難民の姿を知ることから始めてみませんか。

きっと難民のために“今から”できることが見つかるはずです。

 

本映画祭の主催であるパネルの前での一枚!

「国連UNHCR難民映画祭2017」のお申込みはコチラからできます

http://unhcr.refugeefilm.org/2017/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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