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今話題の「ハラール」を知ろう!

取材・文責:学生レポーター 岩田夏実

取材・文責:学生レポーター 岩田夏実

 

 

▲ハラール食品販売店

皆さん、突然ですが「ハラール」を知っていますか?イスラム教の信者である「ムスリム」が食べられる食品のことです。最近、各大学の学食で導入が進んでいます。私自身、初めてハラールを食べたのはタイのフードコートでした。

しかし、ハラールだからといって、特別な味というわけではなく、とても美味しかったです。また、タイのスーパーで売られていたタイ版コアラのマーチも、ハラールのマークが付いていました。

日本ではまだまだ知らない人も多いハラールですが、ハラール食品は決して珍しいものではなく、世界16億人のムスリムの生活を支えています。

 

 

1.ハラールとは

「イスラム教を信仰するムスリムが食べられるもの」を指します。もちろん、ムスリム以外の人も食べられます。「ハラール=合法」「ハラム=非合法」という意味を表し、その内容は聖典コーランで詳細に規定されています。代表的なハラム(非合法)としては、お酒や豚肉が挙げられます。

 

 

2.ハラール食品の見分け方

▲タイのフードコートの様子

スーパーなどで売られている食品でハラールかどうかを見分けるには、ハラールのマーク・ロゴが目印になります。マーク・ロゴは国によって少しずつ違い、ハラール認証を正式に受けた商品にのみ、付けることが許されます。旅行先で見た場合は、ぜひ通常の商品と比較してみてください。

 

 

3.ハラール認証とは

世界各国の認証機関によって、特に①イスラム教の教えに則っているか②安全か、という2点に重点を置いて認定されます。認証を受けるには、ハラムの食品を使っていないだけでなく、生産工程に豚の成分が入った器具を使っていないかなど、厳しい検査を通過する必要があります。特にマレーシアの行っている認証はサウジアラビアに次ぐ世界トップレベルの厳しさと言われています。

 

 

4.なぜ日本の大学でハラール?

私の所属する中央大学でも導入されましたが、2014年度時点で東京大学や早稲田大学をはじめとする、25大学が導入しており、今後も導入数拡大が見込まれます。ハラール認証を受けたカップ麺や、ハラムを使っていないタンドリーチキンなど、様々な料理が提供されているそうです。

 

中央大学多摩キャンパスでのハラール食品の取り扱いを拡大(プレスリリース)

http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2017/04/54686/

 

導入拡大の背景には、留学生の増加に伴い、ムスリムの留学生も増えていることが挙げられます。学食が充実していても、何が入っているのかわからないとムスリムの留学生は利用しにくくなってしまいます。留学生が過ごしやすく、またハラールに対してなじみの薄い私たちが彼らを受け入れるためにも、ハラール導入は大きな1歩になることでしょう。

 

 

5.イスラム教を信仰する国

イスラム教というと、中東をイメージする方も多いのではないでしょうか。イスラム教の聖地はサウジアラビアのメッカです。しかし、最も多くのムスリムが居住する場所は、「東南アジア」です。2010年の時点では16億人のムスリムのうち、10億人居住していると言われています。

東南アジアの多くは途上国であり、今後ムスリムは増加していくことが予想されます。例えば、マレーシアなどの異なる宗教・多民族の国を旅行する際は、戒律やマナーに気を付けましょう。肉料理を食べる際は、共通の食肉である、鶏肉や羊肉を食べているそうです。

 

東南アジアの宗教や文化について知りたい方はこちらから

http://nantokashinakya.jp/area/asia.php

 

 

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