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資生堂×UNwomen②<br />学生が企業・国連機関とジェンダー平等について考える!<br />「HeForShe すべての人が輝く社会を目指して」イベントレポート

資生堂×UNwomen②
学生が企業・国連機関とジェンダー平等について考える!
「HeForShe すべての人が輝く社会を目指して」イベントレポート

取材・文責:学生レポーター 田崎陸

取材・文責:学生レポーター 田崎陸

 

 

2017年10月14日、国連大学で「HeForShe すべての人が輝く社会を目指して ~Generation Zからの提言~」が開催されました。このイベントは、SDGsの目標5「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」の課題解決を目的にしたもので、UN Womenと資生堂が連携して実施したプログラムの参加者である高校生・大学生が、ジェンダー課題を自分事として捉え、自ら考えた解決策を発信しました。
始めに、ラクシュミ・プリ国連事務次長兼UN Women事務局次長が挨拶しました。以前、日本に赴任した経験があり、日本語を織り交ぜながら若い世代に向けて、「男女平等を訴えていくうえでのチャンピオンになってほしい」と呼びかけました。

 

 

その後、パネルディスカッションを経て、高校生・大学生の発表へ移りました。
中央大学のチームは、企業における女性の管理職の人数が依然少ないことを指摘。ジェンダーに対する世代間ギャップを埋めるためには、双方の歩み寄りが大切と訴えました。その上で、仮想のジェンダー平等社会を作り上げるために、テレビドラマの制作という大胆な提言をしました。

 

群馬県立中央中等教育学校のチームは、英語でプレゼン。学校現場に見られるジェンダーの問題を取り上げました。例として、教科書の挿絵で「仕事をしている人は男性、家事をしている人は女性のパターンが多い」ことを挙げました。他にも、「女子の制服がスカートだけというのもおかしい」と、当たり前と思いがちな問題に切り込みました。

 

普段の会話におけるジェンダーギャップを取り上げたのは、名古屋大学のチーム。私たちがよく使ってしまう「女子力高いね」という表現が、個人の能力を狭めていると訴えました。寸劇を交えながら「料理が上手だね」「器用だね」など、具体的な表現を使おうと呼びかけました。
お茶の水女子大学のチームは、上場企業の半数以上が、「LGBT社員に対応する予定がない」と答えていることを問題視。LGBTに優しい企業に認証を与える制度をつくるよう、政府に求めました。

 

イベント終了後、事前のワークショップから密着した中央大学のチームにインタビューしました。やはり緊張したとの声が聞かれる一方、「国連の方を前に発表できる一生に一度の機会と思って、楽しもうと思った」と話す登壇者もいました。プレゼンの準備にあたっては、「キャンパスの違う人同士でチームを構成したため、休日に集まって発表内容を練る必要があった」と、苦労した点についても語ってくれました。それでも、「ジェンダーの問題をテーマに学生が集まることは、大学の授業にはない」と、積極的に取り組んだそうです。

 

 

国連だけではなく、内閣府や外務省、大手企業、メディアなど、多くの関係者が参加したこのイベント。ジェンダー平等に向けた大きな一歩になる。そんな予感がしました。

 

 

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