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世界が見えるトピックス 特集

次代を担う若者たちがSDGsを推進する!<br />大学SDGs ACTION AWARDS

「世界が見えるトピックス」では、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)に注目しています。今回は、3月10日(土)、この目標達成へ向けて活動する大学生らを後押しするために開催された「大学SDGs ACTION! AWARDS」の模様をレポートします。

 

 

今年度創設された「大学SDGs ACTION! AWARDS」には、初回にもかかわらず全国各地から100件近い応募がありました。当日は、そのなかから狭き門をくぐり抜けた精鋭9組がプレゼンテーション。会場となった有楽町にある朝日ホールには、SDGsに関心の高い人々がつめかけ、彼ら彼女らの活動や実績に耳を傾けました。

 

高松奈々さんがトップバッターとして登場!

一組目の発表は、慶應義塾大学・学習院女子大学/笑下村塾。司会者に呼ばれたプレゼンターの名前を聞いて、あれ、もしかして? と思っていると……登場したのは、やはりご本人。お嬢様キャラのお笑い芸人としても知られる高松奈々さんでした。高松さんは、「笑下村塾」という会社を立ち上げ、社会問題を「笑いながら、楽しく学ぶ」出張授業を行なっているのです。

 

徳島大学/狩猟同好会Revier Jagt

さすがのプレゼン力。一緒に登壇した学習院女子大学の篠原千咲さんとともに、トップバッターとして会場を沸かせます。
続いて、高松奈々さんチームの直後というプレッシャーをものともせず、優れた発表を披露してくれたのが、徳島大学/狩猟同好会Revier Jagtの髙橋優子さんでした。クラウドファンディングを活用して狩猟ビジネスを立ち上げたという彼女たちの活動は、フードロスの問題にもつながっています。三番目は、「ひとり親の障害を子どもの障壁にしない「もう一つの家族バンク」創設」。東京大学の尾川達哉さんは、実体験をきっかけに、家族や地域がつながる仕組みをつくりたいと思ったそうです。こちらも、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に合致した企画でした。

 

ネパールからの留学生ワイバ・ゴビンダさん(右)

7分間という短い制限時間のなかに、熱い思いを込める発表者のみなさん。「東南アジアの都市鉱山ビジネスの調査」(秋田大学/秋田キャンパスネットの阿部真吾さん)、「3Dプリンターで作るトイレットペーパーホルダー用の小型発電機の開発」(慶應義塾大学/Energy For Allの齋藤元史さん、酒井彩乃さん)というユニークな発表に続いては、今回唯一の外国人プレゼンターがステージに姿を現します。ネパールからの留学生ワイバ・ゴビンダさんです。喜來大智さんとともに、「大学の森林資源の活用と大学施設のエコハウス化」に取り組む青森大学/自然サークルSDGsの一員として登壇。もともと日本には、自国の経済発展に貢献するための勉強にやってきたというゴビンダさんですが、青森大学で環境や健康、安全の問題に目覚めたそうです。「日本で学んだことを五年後、ネパールに戻ってやる!」。頼もしい宣言で会場をひときわ盛り上げてくれました。

 

発表の合間に設けられた「PKT」=「ぺちゃ・くちゃ・タイム」では、観客同士で感想を語り合い、イベントの一体感が増していきます。
そして、最後の三組の発表。「宗教の違いを超えて食べることができるSDGsカレーの開発」(立命館大学 / Sustainable Week実行委員会)の切田澄礼さん、機材トラブルをものともせず堂々たるプレゼンテーションを披露してくれた福島県立医科大学 / POMk Projectの「小学生を対象とした人体や健康に関する体験教室の開催」、そして、立命館大学 / EDGE SPROUTの「安心・安全な自転車利用を実現する「ANSHiNブレーキ」の開発」がトリを飾ります。いずれも完成度の高い企画でした。

 

これにて全9組の発表が終了。

審査が行われている最中、会場では、レゴブロックや、マジックで直接意見を書き込む円形のダンボールなどを使って、参加者同士がSDGsについて考え、ディスカッションするワークショップが開催されました。

 

そして、いよいよ結果発表の時間。緊張と期待の静寂が会場を包み込みます。

 

各賞の発表ごとに盛り上がる参加者と観客。
グランプリの発表は、もちろん最後です。ステージに呼ばれたのは……

 

「宗教の違いを超えて食べることができるSDGsカレーの開発」
立命館大学 / Sustainable Week実行委員会

 

グランプリ受賞企画のプレゼンをした切田さん(右)

SDGsの概念をカレーで表現しようというこの企画。昨年の学園祭で実施した「0円食堂」の発展形として考案されたそうです。世界中で根付いているカレーと世界の文化や宗教を足し合わせたこのアイデアは、留学生や学内の複数サークルの協力によって生まれました。2018年の学園祭での販売と、そこからの商品化を目指すそうです。切田澄礼さんは、「賞金50万円を有効活用したい」と受賞の言葉を語ってくれました。

 

観客からの温かい拍手に包まれ、イベントは無事終了。
受賞した組も、今回は残念ながら受賞がならなかったグループも、次代を担う若者たちのエネルギーが、SDGsを推進する起爆剤となることを予感させてくれるイベントでした。

 

 

 

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