• なんプロとは?
  • 世界が見えるトピックス
  • なんプロサポーターの活動
  • 学生レポーター発信中!
  • アクションから選ぶ
  • メンバー団体情報
  • メルマガ登録

世界が見えるトピックス 特集

途上国の人々の暮らしや文化を伝えたい JICA地球ひろば 【企画展示】「食べるコト 生きるコト」~地球案内人 村上敦さん~

私たちにとって身近な「食」。最近では「フードロス」が大きな社会問題となっていますが、世界の開発途上国では、8億人近くもの人々が栄養不足に陥っている一方で、食べ過ぎや栄養の取り過ぎといった問題も存在します。
今回の世界が見えるトピックスでは、東京・市ヶ谷にあるJICA地球ひろばで現在開催中(〜9/14)の企画展示「食べるコト 生きるコト」をご紹介。「食」をとおして世界を知ることができる企画の内容や見どころについて、地球案内人 村上敦さんにお話をお伺いしました。

 

こちらの記事は、セカイプラスとも連動。
古関れんさんが企画展「食べるコト 生きるコト」をレポートした模様はこちらから▼
http://nantokashinakya.jp/sekaiplus/hiroba/

 

 

―はじめに、「地球ひろば」がどのような場所なのか教えていただけますでしょうか。
「国際協力」や「開発途上国」というと、多くの人にとっては自分にはあまり関係がない世界のこと、と思われがちですが、そうではなく、実は日々の生活と深く関係しています。JICA地球ひろばは、一人ひとりの意識・行動を変えることで世界が良くなる、ということを、体験型展示や青年海外協力隊経験者である地球案内人の話を通じて、楽しみながら知ってもらう施設です。日々、様々なイベントも開催していますし、2Fには世界の料理が味わえるカフェレストランもあります。
―現在開催中の【企画展示】「食べるコト 生きるコト」の見どころを教えてください。
JICA地球ひろばの展示は、ただ文字を読むだけでなく、内容を理解するための仕掛けが施された体験型の展示であることが大きな特徴です。今回の企画展でも、食べものの生産地から消費される食卓までの輸送に要した「距離×重さ」を光と音で知ることができる「フード・マイレージ」と、すごろくゲームをとおして栄養と買い物の仕方について学べる「栄養すごろく」が特にご好評を頂いています。また、世界の4か国の食事を紹介した食品サンプルの展示も見応えありです。食品サンプルは通常、実物から型を取って製作するのですが、これらについては実物の入手が困難だったため、写真から想像して作っていただいたという経緯があります。

―現在までの来場者の皆さんから、どのようなコメント、感想がありましたか?

展示をとおして、私たちにとって身近な「食」を切り口に、世界の課題や現状について知っていただければと思っていますが、これまでのところ、非常にたくさんの好意的な感想をいただいており、企画展の趣旨がお客さまに届いているなと手応えを感じています。

 

<来場者の感想(一部)>
・開発途上国には、食べ物がなく、痩せ細っている人がほとんどだと思っていたが、展示を見て、肥満になっている人もたくさんいることが分かった。
・世界は困っているのに日本は「自分達の国は大丈夫だから」というのは無責任だと思った。同じ地球に暮らしている時点で、みな同じ人間。だからもっと助けたいと思ったし、食べ物を残さないように意識して生活していきたい。
・世界各地でいろいろなことが起きていた。日本人が無駄にしている食料が600万トン以上あってびっくりした。それが、食べられなくて困っている人たちへの支援の約2倍もあった。私は、残さず食べ切ったり、初めから食べ切れる量にしたいと思う。

 

「食」は日々の生活に欠かせないので、企画展を見た後に、アクションにつなげやすいテーマだと考えています。

―それでは、これから来場しようと思っている方々へメッセージをお願いします。

“食”という字は、“人を良くする”と書きます。普段、私達が何気なく口にしている“食”について考えることによって、一人一人の生活を豊かにし、SDGsの全体的な目標の“世界をより良くすること”へのアクションへと繋げて頂きたいと願っています。国際協力の第一歩は、まずは関心を持つ事から!JICA地球ひろばへのご来館を心よりお待ちしています!
―最後に、村上さんご自身がどのような想いを持って、日々お仕事に取り組まれているのか教えてください。
私が青年海外協力隊の一員として、10年前にアフリカのケニアで生活していた地域は、水道設備が整っておらず、お風呂に入る事はもちろん、毎日の食器を洗う水の確保にも大変苦労しました。しかし、大変な生活のなかにも、ケニアの人々の屈託の無い笑顔にいつも癒されました。ですから、私がJICA地球ひろばで皆様にお伝えしたい事は、途上国が抱えている問題だけではなく、食事をはじめとしたその国の人々の暮らしや文化にも興味を持って欲しいという事です。JICA地球ひろばにご来館いただいて、様々な民族衣装を着たり、楽器を奏でたり、展示物に触れることによって、皆様が今後国際協力を考える“キッカケ”が生まれたら嬉しいです。
―ありがとうございました。

 

■展示情報
企画展「食べるコト 生きるコト」
場所:JICA地球ひろば 東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内)
会期:2018年5月29日(火)から9月14日(金)
詳しくはこちら▼
https://www.jica.go.jp/hiroba/information/exhibition/index.html

 

 

 

関連トピックス