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世界が見えるトピックス 特集

「観る、という支援。」<br />UNHCR難民映画祭、今年も開催!

今年で13回目となる「UNHCR難民映画祭」。9月7日からの開催に先駆け行われたプレ上映会には、多くのメディアが集まり、映画祭関係者が今年のテーマや豊富について語りました。JICAも例年パートナーとして後援しているこの映画祭は、難民問題、難民支援について知り、考えを深めることができる絶好の機会。今回の「世界が見えるトピックス」は、国連UNHCR協会で難民映画祭を担当している、鈴木夕子さんにインタビュー。映画祭の目的や、ラインナップ作品の魅力に迫ります。

 

 

国連UNHCR協会 鈴木 夕子さん

―難民映画祭の趣旨や目的について教えていただけますか。

UNHCR難民映画祭は今年で13回目を迎える、「難民」をテーマにした日本で唯一の映画祭です。難民問題について知っていただき、難民支援の輪を広げることを目的として、世界中から集めた難民を取り巻く現状をリアルに感じることのできるドラマやドキュメンタリー映画を上映しています。
―今年の映画祭の特徴、みどころはどんなところですか?
今年の映画祭のテーマは「観る、という支援。」です。難民をテーマにした映画祭と聞くと、ハードルが高く、気軽に参加しにくいイメージがあるかと思います。しかし上映する作品は、難民について普段関心のない方も引き付ける力のある作品ばかりです。映画を観ることが支援の第一歩となるというメッセージをテーマに込めました。
今年の映画祭は、6本の作品を東京、札幌、名古屋の3都市で開催いたします。また、映画祭のパートナーズとして、学校や企業・団体が難民映画祭の作品を自主上映するイベントが年間を通じて各地で開催されます。

―今年はどんな作品を上映するのでしょうか?

今年の作品のラインナップは、6作品のうち4作品が日本初上映、2作品は過去の難民映画祭で上映した作品の再上映です。初上映の4作品について説明しますと、『ソフラ ~夢をキッチンカーにのせて~』は、得意な料理で自立するためにケータリングビジネスを起業するパレスチナ難民の女性を追ったドキュメンタリーです。明るく、希望に満ちた作品なので、とても観やすいと思います。また、料理がテーマの作品だけあって、おいしそうなアラブ料理がたくさん出てきます。観終わったらアラブ料理が食べたくなるでしょう。
2作目はヨーロッパの架空の国で起きた紛争を子どもの目線で描いたドラマ『パパが戦場に行った日』。
3作目の『アイ・アム・ロヒンギャ』はロヒンギャの若者が第三国定住でカナダに移住し、演劇を通じてトラウマを克服していくドキュメンタリーです。
4作目の『君たちを忘れない ~チョン・ウソンのイラクレポート~』は23分の短編映画です。UNHCRの親善大使であり、韓国の人気俳優チョン・ウソンがイラクの国内避難民キャンプを訪れ、障がいをもった方たちと交流するドキュメンタリーです。
再上映の作品の1作目は、昨年の映画祭で好評を博し、今年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『アレッポ 最後の男たち』です。いまなお紛争が続くシリアで命がけの人命救助に当たる「ホワイト・ヘルメット」に密着したドキュメンタリーです。
再上映2作目は2013年難民映画祭で上映した『異国に生きる―日本の中のビルマ人』です。ミャンマー軍事政権の弾圧を逃れ日本に渡った一人の青年を14年間追い続けたドキュメンタリーです。こちらは名古屋会場のみでの上映となります。
―来場者の方々にメッセージをいただけますか。
難民はどこか遠くの場所にいる人々ではなく、共に生き、支え合う仲間であることが、映画を通じて実感できるはずです。まずは観ることから始めて、難民支援の輪に加わっていただけたら嬉しいです。当日会場でお会いできることを楽しみにしています。

 

 

◆UNHCR難民映画祭2018 公式サイト

http://unhcr.refugeefilm.org/2018/

事前申込みをウェブサイトまたは往復はがきで受け付けています(先着順)。

 

 

 

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