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難民キャンプでの生活と、故郷へ帰還するその日とは

難民キャンプでの生活と、故郷へ帰還するその日とは

難民になるということは、仕事や家などの財産を失うだけでなく、人権を侵害されるということです。命からがら逃げた先では、いつ故郷へ帰れるか分らず不安な日々を送ります。窮屈なテント生活を強いられ、食糧や衣料を含む避難所でのすべての生活を人に頼らなくてはなりません。

過酷な避難生活は、数か月で終わることもあれば、10年や20年もかかってしまうこともあります。そうなると、難民キャンプで暮らす子どもたちには教育が必要になります。病気になった時の診療所も必要です。避難生活が終わる時に生活を立て直すために職業訓練も必要です。難民生活では、必要なものばかりなのです。

そのような避難生活を強いられている難民が必要としている支援を、UNHCR等の国際機関や政府、NGOが取り組んでいます。また、虐殺や迫害、レイプなどの被害を受け、心に傷を負った人たちへのカウンセリングも行っています。

 

心から待ち望んだ日、帰還への道

© 大石芳野/JICA

避難所での窮屈なテント生活が長く続く難民にとって、懐かしく安全な故郷に帰れる時とは、他のどんなことよりも心待ちにしている希望の日です。けれど、無事祖国に帰り、生活を続けられるようになるためには、多方面での支援が必要です。

国際機関や各国の援助機関、NGOは、帰還の途中で地雷の被害に遭うことがないよう講習会を開いたり、自国までの交通費や当面の生活に必要な生活用品を支給したりしています。また、帰国した後一日も早く生活の再建ができるよう、帰還した人々と協力し、学校や診療所の修復などの支援を行っています。

 

 

帰還民の再スタートを支えるJICAとUNHCRの支援

世界最大の難民発生国、アフガニスタン。人口約2,450万人のうち、約560万人が元難民といわれています。UNHCRによると、昨年は1日平均460人のアフガニスタン難民がパキスタンから帰還しています。帰還できたものの、生活を立て直すことは決して簡単なことではありません。

JICAとUNHCRは帰還民を支援する連携プロジェクトを2010年から開始。UNHCRは、当面の間必要な生活資金として1人につき80米ドル前後を支給し、住宅の再建なども支援しました。一方で、長年の戦乱でインフラのほとんどは壊されています。学校の校舎、医療施設が足りず、生きていくために農地に種まきをしたくても、水やりの設備が使える状況ではありません。JICAは帰還民を含む村人と共に、学校や病院の建設、道路の改修、水路の整備などを行っています。

 

【参照】
国連UNHCR協会
https://www.japanforunhcr.org/

 

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