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12月1日はエイズデー。エイズ啓発活動に「赤いリボン」が使われるワケ

12月1日はエイズデー。エイズ啓発活動に「赤いリボン」が使われるワケ

12月1日は、世界エイズデー。世界で広がるエイズの防止と、感染者に対する差別や偏見をなくすために、1988年にWHO(世界保健機関)が制定しました。毎年12月1日を中心に、世界各国でさまざまなエイズのキャンペーンが行われています。2015年の国内のキャンペーンは、11月27日に開催された「RED RIBBON LIVE 2015」、渋谷駅のハチ公前周辺での街頭キャンペーン、そしてHIV(エイズ)の無料検査です。他にもポスターを張ったりWeb上で告知したり、様々な活動が行われています。

 

 

世界で使われている“レッドリボン”、その意味は?

エイズのキャンペーンなどで、「赤いリボン」を目にしたことはありませんか?このリボンには、どんな意味があるのでしょうか?

 

“レッドリボン”は、古くからヨーロッパに伝わる風習が元となっています。病気や事故などで命を失った方への追悼の気持ちを表すものでした。そこから時代も場所も変わって1980年代の終わりごろ、演劇や音楽などで活動するニューヨークのアーティストたちにエイズが広がり、社会問題となりました。エイズによって亡くなっていくアーティストに対する追悼の気持ち、そしてエイズに苦しめられている感染者への理解と支援の意思として、「赤いリボン」をシンボルにしたエイズの啓発活動がスタートしたのです。

 

現在はこの活動が国を越え世界的な動きに発展しており、UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。この赤いリボンを掲げることによって、「エイズへの偏見はありません」というメッセージになります。

 

 

国内外におけるエイズの現状

2014年の一年間に新規でHIVに感染したと報告された患者数は1,091件でした。これは、過去3位の数となっています。感染に気がつかずにエイズを発症した新規のエイズ患者の報告数は455件で、合計1,546件となっています。そして累計の報告数は24,000件。爆発的に増えているわけではありませんが、毎年一定数の報告数があり、累計数は増え続けています。また、2014年は20代の新規HIV感染者の報告数が349件で過去最多となりました。若者にもエイズは着実に広がっているのです。

 

世界的に見てみると、さまざまな活動の影響もあり、HIV感染者は減少傾向にあります。HIV陽性者数は3,690万人、うち新規HIV感染者数は200万人です。2001年の新規HIV感染者数は3,400万人だったことを考えると、5%にまで減少しました。それでも2014年のエイズによる死亡者数は120万人。たくさんの方が亡くなっています。このような悲しみをこれ以上増やさないために、これからもエイズと向き合い、感染者を減らしていく必要があるのです。

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