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HIV感染者のうち、およそ90%は途上国の人々

HIV感染者のうち、およそ90%は途上国の人々

2014年までの世界のHIVの陽性者数は3,690万人。新規HIV感染者数は年間200万人と、2000年に比較すると35%も減りました。また、エイズによる死亡者数は年間120万人で、ピークだった2004年よりも42%減となっています。減ったとはいえ、まだ年間120万人もの人が亡くなっているのです。エイズは、まだ世界規模で取り組まなければならない問題なのです。

 

 

あらためておさらい、エイズとは?

HIV/エイズは、現在は薬を正しく飲んでいれば死を避けられる病気になっています。そのため、先進国ではエイズで亡くなる人の数は減っています。けれど、開発途上国ではまだ医療の発展が遅れており、地域別にみると、HIVと共に生きる人口のおよそ90%が開発途上国に住んでいます。開発途上国は医療保険制度も確かではありません。そのため高額なエイズの薬を感染者の誰もが満足に飲める状態ではないのです。

 

●エイズとは?

エイズ(後天性免疫不全症候群)は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することによって起こる病気です。HIVの主な感染経路には、性的接触、血液感染、母子感染の3つがあります。HIVに感染してもしばらくは何の症状も現れませんが、感染から数年経ち、免疫力が下がってくるとさまざまな病気や症状が出てきます。私たちの体は、普段は「免疫力」によって守られていて、空気中に存在するウィルスや細菌が体に入ってこないように抵抗しているのです。HIVに感染して抵抗力が弱まり、それまではかかることのなかった病気にもかかってしまう状態がエイズなのです。いまは、薬でエイズの発症を遅らせることができるようになっています。

 

 

薬を飲めば発症は遅らせることができる、けれど…

HIVは、正しい知識を持ち、適切な予防行動をとれば、感染を防ぐことができます。知識があれば、防ぐことも、発症を遅らせることもできるのです。けれど途上国の多くの地域では、HIV/エイズがどんな病気なのか、どうやって感染するのかを正しく理解されないうちに感染が急激に広まっていきました。貧しい地域により、きちんと保健医療サービスを受けられなかったことも、この病気が拡大した理由のひとつです。特に子どもや女性など、社会的に弱い立場の人々が、感染のリスクにさらされているのです。HIV/エイズは、人々から健康を奪ってしまうだけではなく、患者や感染者とその家族等に対する差別・偏見を生むのです。人権という観点からも、決して無視することができません。

 

●開発途上国での支援活動例

特定非営利活動法人 アフリカ地域開発市民の会(CanDo)
ケニアで地域住民を対象にしたエイズに関する学習会、教員を対象にしたエイズ教育の教授法研修を実施しています。

http://www.cando.or.jp/

 

 

 

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