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「親がエイズになって…」増え続けているエイズ孤児

「親がエイズになって…」増え続けているエイズ孤児

正しい知識を持って、適切な医療を受ければ発症は遅らせることができる病気となったエイズ。けれど医療サービスやエイズへの正しい理解が遅れていることにより、世界のHIV感染者のうち90%は開発途上国の人々が占めています。そして親をエイズで亡くしたエイズ孤児の問題にも目を向けなければなりません。

 

 

HIV/エイズで親を亡くした子供がエイズ孤児となる

ユニセフがまとめた世界の孤児に関する情報によると、これまでに、1,500万人の子どもが親をエイズで失いました。HIV/エイズは、まだまだ働き盛りの年代の男女に死をもたらすだけでなく、働き手を失った家族の生活を苦しめます。とくに、子どもへの影響は深刻です。親をエイズで亡くした子どもや病気にかかってしまった親の介護をする子どもは、学校に行けなくなり、地域社会からさまざまな差別を受けることがあります。さらに悪い方向に進むと、家計が苦しなることで子供が学校に行かずに働かなければいけなくなったり、さらには子どもが孤児となったりすることがあります。

 

●開発途上国での支援活動例

エイズ孤児支援NGO・PLAS
エイズ孤児の現状改善を目指して、国内では啓発活動、海外ではウガンダ共和国、ケニア共和国で母子感染予防事業やエイズ啓発事業などを行っています。

http://www.plas-aids.org/

 

 

20~40代の働き盛りがエイズになることで、国は衰退する

HIV/エイズの影響が深刻な国々の場合、エイズによってその国の経済や社会がマヒし、貧困をさらに悪化させる危険があります。HIV/エイズの感染者の多くは、働き盛りの20~40代。そのため、国の大事な働き手がいなくなり、産業にダメージを与えるのです。働き手がいなくなるということは、稼いでいる人や企業が減るということ。そうなると、税収が減ってしまう代わりに、保険や医療などの支出が増加し、国の財政が悪化するのです。

 

また、性行為で感染するHIV/エイズは、地域社会からの偏見や差別が根強いのが現状です。住民が正しい知識を持たないことも、まん延や孤児の発生、差別、人権侵害など社会問題を引き起こしているといえます。HIV/エイズは、保健・医療の分野だけでなく、社会・経済・政治においても影響をおよぼす重要な問題なのです。

 

 

 

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