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先進国と開発途上国が一緒に守っていく「生物多様性」

先進国と開発途上国が一緒に守っていく「生物多様性」

私たちが忘れてはいけないのは、生物多様性が失われることで最初に苦しむのが、森や川、海などの自然に大きく依存し、自給自足の生活をしている開発途上国の人々だということです。食糧や燃料の宝庫のはずだった自然を失えば、彼らの生活は苦しくなります。途上国の農園を開発することにより起こる森林破壊など、これまで先進国などが進めてきた経済開発は、住民の貴重な生活の基盤を破壊しています。自然を守りながら、人が生活を営んでいける開発を進めていくことは、まさに地球全体で取り組まなくてはいけない課題なのです。

 

 

失った生物多様性を元に戻すには莫大なコストがかかる

生物多様性が失われている原因は、人間の経済活動。私たち人間が必要としている開発をすすめるうえで、生物多様性に配慮していくのは当然のことです。とくに、経済の発展を優先する傾向にある途上国は、自然を守っていくことに積極的ではありません。でも、一度壊してしまった多様性はなかなか元には戻せません。また、元の状態に取り戻せたとしても、そこにかかるコストは莫大なものになってしまうのです。自然を守りながら、私たちが必要なモノを生産していく技術と経験を、先進国が開発途上国に伝え、一緒に考えていくことが重要です。

 

 

JICA:生物多様性の保全に関する主なプロジェクト

●ラオス

森林管理と住民支援により、森林の減少を食い止める

ラオスの北部山岳地域に暮らす人々の多くは、焼畑により生計を立てています。ゴムやトウモロコシといった商品になる作物の栽培が急速に広がり、森林の減少に拍車をかけています。JICAでは森林をこれ以上失わないための取り組みとともに、住民が焼畑だけに頼らず生活ができるよう、果樹の栽培や家畜の飼育などの支援を行いました。

 

 

 

 

●エチオピア

ベレテ・ゲラ参加型「森林管理計画プロジェクト」

過剰なまでの森林の伐採や人口増加で森林が減少していく。それは、森の資源に生活を頼っている住民にとって死活問題です。JICAでは、住民の生活を向上させながら、森の保全に努めています。住民が生産する森林コーヒーは「生態系の保護」や「労働者の権利」の基準を満たし、フェアトレード品として注目されています。

 

「参考文献:JICA地球環境部 生物多様性~人と自然との共存~」

JICAが発行する広報誌JICA’s World2010年7月号では、日本(JICA)が取り組む生物多様性保全への取り組みを特集しています。

 

http://www.jica.go.jp/publication/j-world/1007/index.html

 

 

 

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