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自動車が走っているのに信号機がない?“幸福の国”ブータンとは

自動車が走っているのに信号機がない?“幸福の国”ブータンとは

外見が日本人に似ている親日国、ブータン!

2011年に31歳と21歳の若い国王夫妻が来日し、国内で注目を集めたブータン。別名「幸福の国」とも呼ばれていますが、ブータンがどんな国かご存知ですか?
ブータンは長く鎖国政策をとっていましたが、1971年に国連に加盟し、翌年には「国民ひとり当たりの幸福量を最大化」するという政策をスタートさせた南アジアの国です。国の大きさは38,400平方キロメートルで関東地方よりも少し大きく、人口は約70万人で埼玉県の人口と同じくらい。2011年の来日よりもはるか前から、日本の皇室とブータンの王室の間で交流があり、友好関係を築いています。また、外見が日本人ととてもよく似ており、親日国としても知られています。日本と同じく鎖国していたり外見が似ていたりと、ブータンはなんだか親近感がわいてしまう国なのです!

 

 

クルマは多いのに信号機のない国

ブータンは交通網が発達していないので、都市部の移動手段は主に車になります。したがって都市部では車が走っているのですが、何と信号機はありません。車が走っているのに信号機が無くて、交通事故は起こらないのでしょうか?
実は、以前は信号機が設置されていたことがあるそうです。けれど、設置した結果事故が増えてしまったため潔く撤去してしまったそう。信号機を設置したおかげでかえって事故が増えるというのも不思議な話ですが、実際に信号機のおかげで混乱が起こったため「不要」と判断する潔さは、ブータンのユニークな一面といえるのではないでしょうか。
信号機が撤去された現在は、都市の中心部に一部だけ、手旗信号という形で残っているのみとなっています。もちろん、都市部は交通量が決して少ないわけではありません。いつかまた、ブータンに信号機が設置される未来は来るのでしょうか。

 

 

2016年は日本とブータンとの外交樹立30周年!

あなたは、西岡京治氏をご存知でしょうか?
西岡氏は日本の植物学者で、1964年に海外技術協力事業団の農業指導者としてブータンに赴任し、農業の発展に大きく貢献した「ブータン農業の父」です。1980年には「国の恩人」として国王から外国人としては史上初の「ダショー(民間人に贈られる最高の爵位)」を授かりました。残念ながら1992年に亡くなられましたが、ブータンでは「ダショー・ニシオカ」と呼ばれている、とても有名な日本人です。
西岡氏の派遣から始まり、日本はブータンへの農業や土木などの技術協力を今日まで続けています。ブータンの国土の大部分が山岳地帯であり、かつヒマラヤ山脈からの雪解け水が豊富。この地の利を生かした水力発電施設の建設も技術協力のひとつです。人々の生活を便利で豊かなものにし、国の主要産業のひとつである農業を発展させるには電力が必須。電化されていない地方にも電力を届けるために、これまで日本は技術協力を行ってきました。2007年度から始まったこの「地方電化計画」の結果、52%だった電化率は、なんと97%まで引き上げることができました!現在では、水力発電による周辺国への電力の輸出も、ブータンの主要産業のひとつとなっています。

 

今年は日本とブータンの外交樹立30周年。記念行事が全国各地で行われます。ブータンが気になってきた方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

日・ブータン外交樹立30周年記念行事
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sw/bt/page3_001533.html

 

 

 

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