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「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:ベナン編 第3回」

「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:ベナン編 第3回」

2016年は第6回アフリカ開発会議(TICADⅥ)が開催される年。世界が見えるトピックス(セカトピ)では、国際協力機構(JICA)が派遣する「青年海外協力隊」が、住んでいるからこそわかる、アフリカの生の情報をお届けしていきます。

 

【ベナン流・究極の食育】

寄稿者: 青年海外協力隊 郡山 彩 (職種:コミュニティ開発)

今回は、すこし真面目に「食」の話を。

 

ベナンでは日常の中で、生きた動物(鶏、羊、牛など)を殺して、捌いて、お肉を摂ります。私の住む村にお肉屋さんはなく、祝日やお祭り前など、需要がありそうな時だけ、牧畜を業とする民族が牛を捌いて市場で売ります。
日本人の感覚に置き換えると、羊は一頭5万円、牛は50万円くらいする高価なものなので、家庭で捌かれるのは、やはり一番手に入れ易い鶏(一羽2、3千円)です。

 

ベナンの子供たちは、動物を殺してお肉を食べるという行為を物心つく前から当然のこととしているので、命が食べ物に変わるそれを見ても、泣かないし、恐がりません。“可哀想”と感じるのか、私には分かりませんが、ただ、お父さんやお母さん、大人が絞めるところをじっと見ています。鶏が鳴いて、首が切られて、血が流れて、息絶える様子を何も言わずに見ています。生活の一部として。

 

小学生くらいになると、その作業に子供達も加わります。逃げる鶏を追いかけて捕まえたり、血抜きのあとに羽をむしったり、捌く大人に手を貸したりするのは子供の役目です。こうやって、子供は大人を見ながら生きる知恵を学んでいきます。

 

命を殺してお肉を食べるという行為が、彼らにとって、とても当たり前だということ。そして、本当に美味しそうに、幸せそうに(なんと時には骨まで!)食べること。これってほんとの食育だなあ、食べるってこうゆうことだなあ、とベナンの家族を見ていて私はとても感動します。

 

国際協力。ベナンで私が、されています。これもありかな〜! 
ベナンの回はこれで終わりです。
読んでいただきありがとうございました。(次回はタンザニアです!お楽しみに!)

 

 

 

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