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「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:タンザニア編 第2回」

「特別連載 来て見てわかる!アフリカ:タンザニア編 第2回」

2016年は第6回アフリカ開発会議(TICADⅥ)が開催される年。世界が見えるトピックス(セカトピ)では、国際協力機構(JICA)が派遣する「青年海外協力隊」が、住んでいるからこそわかる、アフリカの生の情報をお届けしていきます。

 

 

【タンザニア文化】と【タンザニア人の性格】

寄稿者: 青年海外協力隊 平川将康 (職種:柔道)

 

 

【タンザニアの文化~~POLEPOLE文化~~】

タンザニアにはPole(お気の毒に)という言葉があり、つなげるとPolePole(ゆっくり、ゆっくり)という違った言葉になります。私はこの言葉はタンザニア文化を象徴する言葉であると思っています。

 

「アフリカ」をイメージするとき、『時間にルーズ』というネガティブなイメージを思い浮かべる人も少なからずいると思います。ここ、タンザニアでも例外ではなく、イメージそのまま、『時間にルーズ』な場面に出くわすことが多いです。

 

しかし、あくまでそれは私たち日本人からの目線。タンザニア人は『PolePole(ゆっくり、ゆっくり)』と言い、特に時間にとらわれず、ゆっくり彼らなりの生活リズムで生活しているだけなのだと、タンザニアに来て、彼らと生活を共にすると感じます。

 

とは言うものの、無謀運転も多く、車を飛ばして法定スピードを守らなかったり、急に横入りをするようなタンザニア人の行動は、『PolePole(ゆっくり、ゆっくり)』に反していて、私には理解し難いものがあります。

 

でも、PolePoleで活動を終えた帰り道、PolePoleと歩いて帰る道の風景は好きです。

 

 

【タンザニア人の性格】

タンザニア人の性格、それは【明るさ】と【思いやり】だと私は感じます。本当にタンザニア人は底抜けに明るいのです。
例えば、私は柔道を指導しているのですが、生徒が遅刻をした上にワイワイと騒ぐことがあります。こちらが叱ればすぐに黙って静かにはなるのですが、10分後には元通りにワイワイとまた騒ぎ出してしまいます。
明るいというのか、切り替えが早いというのか、結局のところ、見てるこちらも「まぁいいか」と思わせてしまうところが、タンザニア人のいいところなのかと私は思います。

 

また、すごく【思いやり】のある文化だと感じることが多々あります。「困っている人を見かけたら、助ける。」といった姿勢からは、当たり前のことを当たり前に行うことができているように感じられます。

 

タンザニアでは、日本で課題として挙げられるような高齢者の孤独死などは見たことはありません。当たり前のように、隣人の子供を数日間預かることもあり、助け合いの精神が強く、ご近所、地域のつながりも強いなぁと日々感じます。
子供たちと言えば、勝手に近所の子供が自分の家に入ってきて、いつまでたっても帰らないこともあります。すべてにおいてゆっくりな時間がながれており、それがタンザニアのPolePole文化なのだと私は思います。

 

しかし一方では、少し『日本人に似ている』と感じる事もあります。タンザニア人は一人だけでは道で話しかけてきたりしないのに、集団になると、お調子者が話しかけてくるようなことがあります。
本当に腹が立つようなこともありますが、少しシャイなこの性格は、憎めない一面でもあると感じています。

 

次回はタンザニア人から見た【アジア人=何人?】と【タンザニアのスポーツ】をお送りします。(次回タンザニア最終回をお楽しみに!)

 

 

 

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