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2030年代には地球が2個必要?限られた資源に頼る世界

2030年代には地球が2個必要?限られた資源に頼る世界

私たちが日常的に快適な生活を送り、安全で美味しい食事を楽しむために、たくさんの資源が使われています。どの季節でも快適な温度に保たれている建物で過ごすためには、石油や天然ガスなどのエネルギーが必要になります。豊かな食事を実現するには、食糧自給率の低い日本は外国からの輸入製品が欠かせません。そしてそれらは、決して無限ではないのです。

 

 

今の生活を続けるには、地球が1.5個必要!

人間の生活がどれだけ環境に頼って成り立っているかを測る「エコロジカル・フットプリント」※という指標があります。この指標によると、現在の私たちの生活を続けるには地球が1.5個必要であり、2030年代半ばには地球が2個必要になると予測されています。しかも、豊かな生活を送るために世界の資源に頼っている日本の生活を全世界の人々が送った場合は、地球が約2.3個分も必要に!私たちの暮らしは、将来必要となる資源(資産)を食いつぶすことによってようやく成り立っているのです。
このままでは地球の資源がなくなってしまう。だからといって何も食べずに生きていくことはできません。私たちは豊かな森林や多様な生態系を失うことなく、そして世界の人々が公平にその資源を利用しながら発展をしていくという難しい課題に取り組まなければならないのです。
出典:平成23年版環境白書/環境省

 

 

日本のエコロジカル・フットプリントとは?

エコロジカル・フットプリントとは、人間が生活していく上で環境に与える負荷を、その活動に必要な土地面積により表した指標のこと。この数値が高ければ「環境への圧力が強い国」、つまり、その生活を支える上で、「広大な地球の面積を必要とする国」ということになります。
WWFが発表した「日本のエコロジカル・フットプリント報告書2012」によると、2008年時点での日本の1 人当たりのエコロジカル・フットプリントは 4.17 ghaと世界 37 位、世界平均 2.7 gha の約 1.55 倍という数値でした。なお、BRIICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、インドネシア、中国、南アフリカ)の1 人当たりのエコロジカル・フットプリント平均値 は 1.74 gha、ASEAN( 東南アジア諸国連合 )の平均値は1.54 gha。世界平均や他の国と比較してみると、日本の生活を支えるためには広大な面積が必要であることが分かりますね。
日本は国内で消費する資源の多くを海外からの輸入に頼っています。そしてその資源の消費によって、海外の生態系にも影響を与えています。世界の人口に対して、日本人が占める割合は2%弱しかありませんが、世界で産出される資源の多くを消費しています。私たちが豊かな暮らしを送れるのは、世界の資源あってこそ。エコロジカル・フットプリントという考え方を理解し、環境に配慮した生活を送ることで、私たちの未来はもっと明るくなるのです。

 

 

 

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